十一人目
MR. BROWN STONE
六話
[8]前話 [2]次話
坊主。
一つだけ言っておく。
喧嘩の時は…
竜にも俺にも近付くな…
その時は意味がわからんまま、軽い返事をしたらしいが…
その時の傷だと、わしに腹を見せてのう。
懐かしそうに笑いながら、また話の続きを始めたんじゃ…
砂漠でな。
緑の女王が現れてなあ…
ああ…
かなりのでかさだった…
だけどな。
わしは師匠の方が怖かったよ。
攻撃を避けんのじゃ。
ああ、一切な。
笑い出し…よだれを流し…斬り捲る…
こうなったら、もう駄目じゃ。
瞬きもしないんじゃぞ?
竜に噛まれまくってな、血が止まらんから…
回復させに近付いた時じゃ……
ガアアアァ!
その瞬間、わしは師匠に腹を裂かれ…
気がついた時は近くの町で寝とったわい。
これが師匠じゃ。
本当…危ない男だったのう…
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ