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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
番外編『根源に至りし錬鉄者との出逢い』
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トが後を追い掛ける。

フェイト Side

私はシロウと零が部屋を出て行くのを見て不思議に思い後をつける事にした。

「なにをしてるんだろう?」

私が部屋の扉に耳をつけ会話を盗み聞きすると。

「シロウってけっこう………」

「そうか?」

「フェイトには内緒だね」

えっ! 何が!?

「うぅむ」

「ここなんてこんなに硬くなってるじゃないか」

「コラ! あまりペタペタ触らないでくれ!」

ホントになにしてるの!?

その時……、

ドサッ!

何かが倒れる音がし、

「シロウってば大胆だね」

「スマンッ!!」

シロウが慌て零に謝るその言葉をかわきりに私がシロウの部屋へ押し入ると。

「「あっ!」」

何故か上半身裸のシロウが零を押し倒していました。

「シロウのバカー!!」

フェイト Side end



零 Side

「シロウ お前さっきの戦闘のダメージがまだ残ってるだろ」

「気付いていたのか!?」

「動きが若干変だからな」

本人は普通にしているつもりだろうが若干動きがぎこちないところがあるのが見てとれた。

「ふむ まぁ たいしたことはないのだが内部にまだ若干のダメージが残っているようだ」

「治療してやるから服を脱げ」

「なっ!」

「こういうのは早めに治療しといた方がいいだろ?」

「クッ! 確かにそうだが……」

「善意は受け取っとけ」

「ふむ ならば頼むとしよう」

零の言葉に従い服を脱ぐシロウ。

「シロウってけっこう筋肉ついてるんだな」

見た目はそこまでではないが触ると固くしなやかな弾力を帯びた筋肉の感触がわかる。

かなり鍛えてるな。

「そうか?」

俺は解析魔法を使いシロウの身体を調べる。

「まだ けっこうダメージが残ってるぞ」

体内にダメージが残っておりそこまで酷いものではないが何も処置をしなければ後々響いてくるだろう。

「そうなのか?」

「フェイトには内緒だね」

俺は回復魔法を使いながら言う。

「うぅむ」

「しかしシロウってけっこう筋肉が固まってるとこがあるな 家事疲れか?」

「まぁ それもあるかもしれないな」

「ここなんてこんなに硬くなってるじゃないか」

俺はシロウの筋肉を触って硬さを確かめる。

「コラ! あまりペタペタ触るな!」

シロウが身体を動かした次の瞬間。

ドサッ!

零の身体が押されベッドに倒れると同時にシロウの身体が覆いかぶさるように零の上にのる。

「シロウってば大胆だね」

「スマンッ!」

構図としてはシロウがイリヤを押し倒して
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