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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
番外編『根源に至りし錬鉄者との出逢い』
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いるのを想像するとわかりやすいだろう。

その時……、

ー開ー

突如扉が開きそこからフェイトが現れた。

「「あっ!」」

運悪くこの光景を見たフェイトが取った行動は……、

「シロウのバカー!!」


バルディッシュを展開し泣きながらシロウへと殴り掛かる。

「フェイト!? 落ち着け! 落ち着くんだ! 落ち着こう! コレは事故だ!?」

おぉ! 見事な三段活用!

「うそつき〜!!」

「話しを聞いてくれ〜!!」

なんか浮気現場を押さえられた男みたいだな。

「なんで私にはしてくれないの〜!?」

「待て! 論点がズレているぞ!」

「問答無用!!」

「零からもなんとか言ってくれ!!」

そんなシロウの要求に、

俺は小悪魔のような笑顔を向け。

「フェイト フェイト」

俺はフェイトの動きを止め耳打ちする。

「ゴニョ ゴニョ」

「えっ!? そんな!? 恥ずかしいよ!」

「まぁ ものは試しで」

「うぅ〜 ////」

フェイトは顔を真っ赤に染めながら口を開く。

「し シロウは わ 私以外にこんなことしたらダメなんだからね!! 罰として私を抱きしめなさい!!」

顔を真っ赤に染めながらツンデレっぽいセリフを言うフェイト。

「零ー!? お前いったい何を吹き込んだー!?」

「ん? あえていうなら男の浪漫?」

「意味がわからん!?」

美少女を抱き締めるのって男の浪漫じゃなイカ?

「は 早く私を抱きしめなさい!!」

「なんでさー!?」

シロウの叫びが部屋に木霊する。

時間を少し K・クリムゾン して数分後、

そこには……、

「むふふ〜」

顔を赤らめながらもシロウに抱きしめられ幸せそうなフェイトと、

「…………」

どこか疲れ果てた顔をしたシロウの姿がそこにあった。

「ムフフ 我ながら良い仕事をしたぜ そして 俺は Cool に去っていく」

俺は静かに部屋を出る。

「おい! 私を置いていくな!!」

シロウは部屋から出ようとする零を引き留めようとするが、

「サラダバー!」

そんなの関係ねぇとばかりに部屋を出る零。

俺が部屋の外にでると、

「あら? もう終わり?」

何故かプレシアがいた。

「ありゃいつの間に?」

「フェイトが叫んだ辺りからよ」

「さいですか」

「ありがとう」

突然零に向かって礼を言うプレシア。

「へ?」

「私の大切な家族を助けてくれて」

「いや もとはといえば俺のせいみたいなものだから………」

不本意ではあるがある意味俺のせいでもあるんだよな……。

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