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トワノクウ
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第二十五夜 風花散る (二)
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 友達でも、友達だからこそ、嫉妬はただの他人よりずっと強く抱くもの。
 だって、誰よりも相手を知っているのですから。

 それでも、くうも薫も「はじめての友達」を手放したくなくて、ずっと黙っていたんです。
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