暁 〜小説投稿サイト〜
トワノクウ
トワノクウ
第二十四夜 禁断の知恵の実、ひとつ (六)
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話





 少女が濃紫の羽織を翻して立ち止まる。しゃらん、と少女の側頭部の花飾りが音ならざる音を奏でた。
 見覚えがある。陰陽寮の妖使い、しかもくうの友人だ。

 少女は威嚇の目でこちらを仰いだ。

「あいつは――くうは、どこ?」


                                 Continue…
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ