第二十六話
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いる焔耶をおんぶする。
俺も酔っ払った霞をおんぶする。
「じゃあ後でな」
「分かりました。(ただし、主がまた会えるかどうか……)」
星は色んな意味での嫌な予感をしていた。
「エヘヘェ〜。長門の背中や〜♪」
霞が嬉しそうに言う。
「……俺としては立派な双乳が当たってるからええけどな」
「何か言った?」
「何にも……」
「……なぁ長門。袁術のところはおもろいか?」
急に霞が尋ねてきた。
「そうやなぁ、まぁ楽しいで。おもろい奴らがようおるしな」
「そっか………」
「……霞?」
霞がギュッと俺を抱きしめる。
「……ウチはな、長門とおる時が一番楽しかったわ。桜花も混じって飲んだりしてな……」
「……………」
………霞の言葉に俺は何も言えなかった。
―――頓所前―――
「ほら、着いたで霞」
「うぅ〜ん……部屋までぇ〜」
半分寝かけてるな……。
「あ、副官じゃないですか?」
門番をしていた兵が俺を見て言う。
「よ。今は袁術に仕えているんだ。たまたま霞と出会ってな」
「そうでしたか。将軍も起きそうにないので部屋まで案内します」
「スマンな」
「いえいえ」
門番の兵に感謝しつつ、部屋まで案内してもらった。
―――部屋前―――
「将軍の部屋は此処です」
「あぁ、案内ありがとうな」
「いえいえ」
兵は俺に頭を下げて門番に戻った。
「お邪魔〜」
扉を開ける。
「寝台はと………」
あ、あったあった。
ドサッ。
霞をゆっくりと寝台に寝かせる。
「……むにゃ……」
「……………」
サラシが解けかけやぞ霞。
「全く………」
俺は溜め息を吐いて、毛布をかけようとする。
ガシッ。
「は?」
……何か霞に掴まれた。
てかデジャヴュだぞ。
「……霞?」
「……何でや……」
「ん?」
「何で……ウチを襲わへんのやッ!!」
「はい?(右京さん風)」
「サラシが開けてんねんでッ!? 直す振りをして胸揉むとかあるやろッ!!」
「………酔ってるんか?」
「元から酔っとるわッ!!」
鋭いツッコミだな。
「もう単刀直入に言うわ。長門、大好きやッ!!」
「え? 霞?」
そして霞が俺にキスをしてきた。
「むふぅ……ちゅるっ……ちゅぱっ……ちゅるっ……」
しかも、唇を合わせると霞は舌を出して俺の口を開いて俺の舌と激しく動き回る。
「んっ……ぷはぁ……。長門、ウ
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