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魔法科高校の有能な劣等生
始まりは近づく
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えらい古いな。
一応、プライバシーの侵害的なあれなのでそっぽを向く。

「と、出てきた。」

その声に俺は達也の持つ携帯端末に目を向け確認する。

「無月、無月、無月、無月、無月、無月っと」

表の中から名前を探すお決まりの探し方
そして一番奥の方に無月 零と合った。

「お、ミッケ!」

「なんでそんな大昔の本の題名を言う?」


いやいや名前を見つけた時の決めゼリフじゃね?
ま、俺の考え方だけど

「えっと俺の対戦相手は、棚橋 牧人?」
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