もう一つの
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らの上に銀色で太陽のマークが書かれたイヤリングが置かれた。
「やっと返って来た」
「一輝……それって……?」
「こいつは俺のもうひとつの専用機《ゼウス・マキナ》だ」
「オイオイ……二つも専用機を持っていたのか?」
「そういうこっt「もうそろそろ準備してくださーい!」………それじゃあ、俺は向こうだし」
山田先生の声で俺はBピットに向かい始めた。
「おう!絶対に勝ってやる!!」
「………手は抜かねぇぞ?」
「当たり前だ!!」
一夏に背を向けながら、俺は手をヒラヒラさせて向こう側に消えた。
「けど、不思議なんだよね〜」
「何がですか?」
一夏の言葉に笑顔でこう答えた。
「あのIS、解析出来たのは名前だけなんだよね〜……ウーム、謎だ」
「「ハァッ!?」」
一夏と箒の声が重なった。
〜
『それでは、織斑君、霧瀬君。出てきてください』
山田先生のその言葉に従い、
「行くか……『ゼウス・マキナ』」
その言葉と同時にISを装着し、セシリア戦と同じように
「《バーサーカー・呂布》」
一瞬、ISが光り、アリーナに入る頃には………
『何……あれ?』
『ついさっきのとは全然違う!?』
『霧瀬君は専用機が二つあるの!?』
ザワザワ
朱の防具を纏い---
『それに、右手に持ってる武器……』
右手にはこの人物を象徴とする武器、方天画戟を握りしめ---
「ヨォ、待たせたな」
アリーナのAピットの出口で待つ白いIS
「いや、俺も今来たところだ」
俺とは違う……唯一のISが使える男……織斑一夏
「それは良かった、遅れたかと思って心配してたんだ」
開始のブザーはとっくの昔に鳴り終わっている。
「それじゃぁ……」
「あぁ……」
この物語の主人公と転生者--
「「始めるか!!」」
次の瞬間、アリーナの真ん中で火花が散った。
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