もう一つの
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「一輝、何を見ているんだ?」
「家族の……親父の写真だ」
第三アリーナのAピットで俺と一夏がいた。
なぜ、すぐに始めないのかと言うと
「それで、一夏…白式のエネルギー補給はまだか?」
「あぁ、もう少しかかるらしい」
未だに白式のエネルギー補給が終わっていなかったのである。
(まぁ、『アサシン』も今日は使えないし……棄権でもしようかな)
俺のISも問題があり、連続使用ができないと言う条件があるISだった。
「けど、一輝も父さんがいないのか?」
「父さんだけじゃなくて、母さんもいないけどな」
そして、もう一度写真を眺めた。
「一夏」
「お、箒。どうしたんだ?」
「もうすぐ終わるらしい。準備するように伝えに来た」
「サンキューな」
「う、ウム」
そんな二人の会話を呆然と見ていると……
ガラガラガラガラ……
目の前に人間が入りそうな長方形の鉄箱が置かれた。
「「「……………??」」」
三人は目を丸くして見ていると、鉄箱の中心から
ピョコンッ
そんな可愛らしい音が鳴りそうなウサギの耳が出てきた。
「………なぁ、箒……」
「私に聞くな、一夏」
横でそんな会話をしているなか、俺はシラーッとその鉄箱にいるであろう諸悪の根元を眺めた。
そして
「あっ、すいません。ここに爆弾ってありませんか?あ、無い……じゃぁ、この箱を粗大ごみに出してくだs「なにしようとしてるのかな〜?」」
後ろを歩いていた、ここの整備士にお願いをしようとして目を離したすきに
「ヤッホー♪みんな元気〜?」
いつの間にか鉄箱の上で座って俺達にニコニコと手を降っている、最悪ウサギ事篠ノ之束が目の前にいた。
「姉さん……」
「一応、元気です」
「ハハハ。久しぶりだね?」ニコニコ
「「えっ?」」
俺の発言に二人は驚いた。
「カ〜くんも、久しぶりだね♪それでさ、いきなりなんだけど」
「ん?どうした?」ニコニコ
「何で私はアイアンクローされてるのかってイタタタタタッ!!」ギリギリ
一夏と箒の目の前にはニコニコと笑っている一輝が束を顔面アイアンクローで痛め付けていると言うシュールな光景を見ていた。
「アハッそれはね、人の物を二日で返すとか言っていて一週間以上たってるのに返さないバカのせいですよ〜?」ニコニコ
「へぇッそれはとんでもない悪い人だね?いったい誰gウソだよウソ!!もう、ギリギリじゃなくてイタタタタッ!!本当にゴメンってば〜!」メキメキ
束が涙目で謝ったので、素直に手を離した。
束は全くという風に
「もう、いつからこんな育て方をしたのかn---本当に反省してますから、顔を掴まないで」
「さっさと本題にはいれ」
「じゃあ、これ。私はこれを返しに来ただけなのさ?」
「聞くな」
俺の手のひ
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