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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第400話】
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旦一瞥するや、墜落した二人に銃口を向け――。
「うぉぉおおおおッ! 仲間を……やらせるかよぉッ!!!!」
突如叫び声と共に機雷郡から爆発音が鳴り響く。
機雷郡から無理矢理抜け出し、瞬時加速で一夏は襲撃者へと一気に迫る。
「一夏!? くっ……機雷郡にさえ居なければ直ぐに共に戦うのに……! 邪魔な機雷郡だ!」
篠ノ之の呪詛の言葉が聞こえるが、大会主催者もまさかこんな事態になるとは思わなかったのだろう。
「…………織斑一夏……!」
小さな呟きだが、一夏のフルネーム口にした襲撃者は、ビットを射出し、射撃を開始と同時にシャル、ラウラの二人へと持っていた長大なライフルによる射撃が迫った。
だが、一夏に気を取られた一瞬の間に、俺が二人の前に立ち、四枚の盾でその射撃を防ぐ。
盾の表面温度が一気に急上昇――やはり、粒子ビームの熱に弱いのが分子結合殻の弱点だろう。
一方で一夏は、霞衣で射撃を無効化しながら袈裟斬りを放つ――だが、その一撃はシールド・ビットによって阻まれる形となった。
観客席からは悲鳴が聞こえる――突然の襲撃者によって、会場がパニックに陥ってるのだろう。
民間の警備会社の警備員では事態の収拾は難しい――そう判断した俺は、織斑先生へ直通のプライベート・チャネル通信を開く。
『織斑先生! IS学園上級生及び学園教師を動員して避難誘導をお願いします! それと、近くの自衛隊に出動要請を! 無理ならこの区域一帯の封鎖をお願いします!』
『既に自衛隊には救援要請を出してある。 有坂、すまないがその場はお前に任せて私は避難誘導の人道指揮を取らせてもらうぞ』
『了解です、通信終わり!』
通信を切ると同時に一夏の声が聞こえてきた――。
「っ! エネルギーが……! クソッ!」
霞衣の光の膜が消え、周囲を包囲するビット、砲口が光ったその瞬間、鈴音が一夏を救った。
「ったく、いつまでも世話を焼かせんじゃないわよ、一夏ぁっ!」
両腕から放たれる無数の衝撃砲による弾幕が、ビットに直撃し、一夏の周囲を包囲していたビットが一旦引きつつ、鈴音に対して射撃を始めた。
「甘いわよ! 簡単に当たってたまるもんですか!」
左右に避け、時には双天牙月を高速回転させてビットから放たれる粒子ビームを防ぐ鈴音。
「ヒルトさん! あの機体は……わたくしが相手をします! ヒルトさんはシャルロットさんとラウラさんの防御をお願いします!」
「セシリア! 迂闊に行くな!?」
言葉が聞こえないのか、セシリアは更に言葉を呟く。
「BT二号機『サイレント・ゼフィルス』……! 今度
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