第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第一章 第一層攻略
第7話 ビーター
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そしてキリトと離し終わったアスナは、最後に俺とシリカの方に来て
「その年で妹を守ってあげられるなんて、君は凄いよ」と、俺に(しかも頭を撫でながら)
「良いお兄さんがいてよかったね」と、シリカ(俺と同じように)に言って帰って行った。
俺は今、自分に起こった出来事にショックのあまり(頭を撫でられた事)に兄妹の事や、年齢の事などの誤解を解くのを忘れてしまった。
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「はぁ〜……絶対誤解してるな、アスナ」
「ああそうだな、まぁ元気出せよシュウ」
「そうですよ、元気出して下さい」
俺たちはアスナがいなくなった後、主街区に向かって歩いていた。
その途中で、俺にメッセージが届いた。どうやらキリトにも一緒に届いたようだ。
…差出人はアルゴだった。
[大変な迷惑をかけたみたいだナ、二人とモ]
…相変わらず情報の速い事..
[お詫びに、情報をなんでもひとつタダで売るヨ]
その文章を読んで、俺はキリトのほうを見た。
キリトもこちらを向いてきたので
「どうする?」と、聞いた。
「そりゃあ、あれしかないだろ」
「だよな。」
…どうやら意見は一致のようだ。
俺とキリトは二人で同じ文章を書いた。
[おヒゲの理由を口頭で教えてくれ]
そして送信ボタンを同時に押し、また主街区の《ウルバス》に向かって俺たちは再び歩き出した。
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