暁 〜小説投稿サイト〜
改正版 後悔先に立たず、後に立つべし
22話
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ていますが、それに、ブリタニアはアーニャを狙う人物がいって危険です。その人物とは決着を着ける必要があるでしょう。」

 そう言うと、アーニャは顔を伏せます。

「ごめん、戒。」
「何がですか。」
「戒がブリタニアと戦う事になったのは、私が原因だから。」
「いいんですよ。アーニャと知り合う事によって、寂しさから救われたんですから。お相子ですよ。」
「戒には、私が必要。」
「もちろんですよ。」

 そう言った後に、頭を撫でます。
 アーニャはそれをくすぐったそうにしていましたが、雰囲気を変えて、私に話し掛けてきます。

「戒気が付いている。」
「ええ、もちろんですよ。」
「数はどれくらい。」
「少年、少女が3人ほどでしょう。」
「凄い、感応型の私より正確。自信を無くす。」
「そんな事はありませんよ。経験の差ですから。」
「ジェイルのおかげ?それともせい。」
「黙秘させてもらいます。」

 その瞬間、偵察を使い状況を把握します。
 目の前から1人、左側から1人、建物の上に1人の様です。
 武器も携帯しているので町はずれまで来た、私達に襲い掛かろうとしている者たちがいるようです。
 ですが、選ぶ相手を間違えています。
 私は現在は現在のレベルの強化ガジェットなら、シナプスが指揮したとしても1度に30体くらいなら20分程で全て破壊する事が可能になっています。
 アーニャにしても苦手な力比べでも強化ガジェット相手に負けませんし、射撃戦になればその戦闘力は私さえも侮ることが出来ません。
 そんな私達にとって、生身の人間は例え、銃火器で武装していたとしても相手にはなりません。
 まあ、相手は知らないのですが、仕方ないので殺さない様に注意して叩きのめしますか。
 襲い掛かるという事は返り討ちにあい殺されても仕方ないのですから

「どうするの、戒。」
「もちろん、現実の厳しさを知って貰う事にします。私1人で十分ですから。」
「わかった、戒。気を付けて。」
「油断はしませんよ。その怖さはジェイルの襲撃のおかげでよく知っていますから。」
「ジェイルはいつもあの手この手で襲撃くる。それでいつも、暴走するから。」

 そんな事を話している間に襲撃者だ近づいて来ます。
 そして、1人の少年が顔を出します。
 イレブンの少年なんですが、その手には銃が握られています。

「よう観光かい。でも、こんな場所に来たのが運のツキだ。死にたくなかったら、金目の物を出しな。それで命だけは、助けてやるよ。」
「出す気はないですよ。」
「死にたいのか。」
「死ぬ気もないですよ。」
「テメーなめてんのか、俺が殺してやるよ。」

 銃の引き金を引き、弾丸が発射されます。
 それを、体を反らして躱し、そのまま、走っ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ