第一章
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達も月を見上げて彼に応える。皆悪い気はしない。
「美しい月です」
黄色く輝かしい満月である。皆それを見上げながら酒を楽しみ続ける。
「国に帰ってきたわし等を出迎えてくれておるな」
「そうですな」
「迎えが月とはまた風流」
周りにいる者達もまた義隆と同じ好みになっていた。だからこそ義隆も彼等を都に同行させたのである。なおここには陶はいない。そこに今の義隆と陶の溝が感じられた。
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