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エピソード3 〜とある日常 の一幕〜シリカ編2〜
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して、シリカも羞恥からか耳まで真っ赤にして俯いている。
「はぅぅぅ、服がぁ…こんなんじゃ人前に出れませんよ〜」
「なんというか、すまん。もう少し早くしてれば…こんな事にならなかったんだが。」
「いえ、リョウトさんは悪くないですよ……気づけなかった自分が悪いんです……」
とりあえず、安全圏に行ってどうするか決めるか。」
「はい……」
幸いなことにモンスターが一切popしなかったので早く安全圏につくことができた。しかし、道中シリカの落ち込み具合が半端なく、気まずいことのこの上なかった。
(そういえば、シリカの装備ってキリトのから貰ったやつだっけ?だから、ここまで落ち込んでいるわけね…。けど、直すとなると金がかかるから、シリカには無理だし、どうにかしてあげたいけど、裁縫スキル上げてるやつなんて……いるじゃん!!)
「シリカ!」
「は、はい!どうしました、いきなり。」
「おまえの装備直せるかもしれん。」
「へ?ほ、ほんとうですか!」
一気に表情が明るくなるシリカ
「ああ、今すぐには無理だけど、裁縫スキルあげてる知り合いがいるから、そいつに頼めば大丈夫だろ。」
「直せるだけでもありがたいです。あ、けど…お金が…」
「あ〜、たぶん大丈夫だ。そいつ、趣味でやってるようなものだから、金は取らんと思う。」
まぁ、何されるかわからないが…とつぶやいたがシリカには聞こえていないようだ。
「そうですか。けど、さすがにこの服装じゃあ、フィールドとか歩けませんよ。私、これ以外持ってないですし…」
「それも心配はいらん。え〜と、とりあえず、問題なのはそのブレザーだよな。」
そう言うと、シリカの目の前にトレードウィンドウが表示される。
「あ、あの〜これって…」
「使わないから、やるよ。形状からして、シリカが着ていたやつの上位版だと思うぞ。」
渡されたのは、『ミッドナイト・ブレザー》。シリカが着ているものと全く同じ形状で色が赤ではなく、深い青色になっておりさらに、レアリティがなかなか高い。
(こんなレア装備貰っていいのかな。けど、流石にこんな服装でいたくないし……まぁ、リョウトさんの好意に甘えさせて貰おう。)
「あ、あの〜、リョウトさん。装備変えるんで向こう向いててもらっていいですか?」
「あ、あぁ。わかった。」
「絶対に振り向かないでくださいよ!」
「誰もシリカの着替えなんて見ないから。」
「なんかすっごくバカにされている気がします。」
気がするじゃなくて、馬鹿にしてんだが…
シャリーンという効果音がして、シリカがもう大丈夫ですよ。と声をかけてきたので、振り返る。
(うーん、結構似合ってるな。けど、なんか服装
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