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永遠の空〜失色の君〜
EPISODE5 ツインテールにご用心
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よ!?」


あたふたしているところに聴こえてきた声。振り返るとそこには褐色の髪を二つに縛った少女が尻もちをついていた。さっきぶつかったのは彼女だろう。


「すまない、考え事をしていてきみに気づくことができなかった。怪我はないか?」

「まあね・・・・あたしも前見てなかったしこれはお互い様かな」


手をとって起き上がらせる。


「見ない顔だが、リボンの色からして一年生・・・・転校生か?」

「よくわかったわね。あたしは鳳鈴音(ファン・リンイン)、鈴でいいわ」

「僕は蒼月ライ。この学園の生徒だ」

「生徒!?」


まあ転校生ならこの反応は当然だろう。公表されてないのならこれが当然の反応なんだが・・・・―――――


「一夏、あんたなんの冗談よ!?」


どうやらめんどくさいことになったようだ。
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