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転生とらぶる
コードギアスR2
0656話
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のはこれからの陽光の統治に悪影響でしかないしな」
「となると、正面から正々堂々とか?」

 俺の言葉に微かに眉を顰めて呟いたのは、洪古。ガン・ルゥが主力だからこそ正面からそのままぶつかれば多大な被害を受けるというのを理解しているのだろう。

「被害については心配するな。こうして俺達シャドウミラーが合流した以上、ガン・ルゥ部隊には後方からの援護射撃をメインにして貰う。前線に関してはいつものようにメギロートとシャドウに任せる。俺達シャドウミラーの主力もいるしな。……ただし、それだと完全に俺達シャドウミラーに頼り切った戦いと見られる可能性も高いから、神虎とジークフリートに関しては前線に出て貰うぞ」
「うむ」
「任せろ」

 俺の言葉に星刻と洪古が頷く。
 正面から正々堂々とか、まるっきり俺の趣味では無いんだが。それでもこの世界を統治するというからには陽光はそれなりの戦い方を見せる必要がある訳だ。
 それに知略戦ではシュナイゼル相手に勝ち目が無いってのもあるし。
 いや、寧ろそれを考えれば正面からぶつかるというのは有効な一手とも言えるだろう。
 俗に言う、王者の戦い方ってのがこの場合はベストな訳だ。

「で、総攻撃はいつ始める?」
「ギアス世界に戦いの様子が中継される以上、時間を指定しておいた方がいいだろうな。何時に攻撃を開始するから、戦争に巻き込まれたくない者はペンドラゴンから脱出しろと」
「だが、それで脱出しない者はどうする? 特に貴族なんかは面子に拘って残る者も多そうだが」

 洪古の言葉に、思わず笑みを浮かべる。

「避難勧告を出した後でも残っているのなら、それは自己責任だろう。そこまで俺達が心配してやる必要は無い」
「だが、病院に入院している者とかを盾にしてくる可能性はないか?」
「確かにその可能性はあるが、それならブリタニアが手を尽くして入院している国民を避難させればいいだけだ。そもそも俺達は市街に攻撃するつもりもないんだから、そこまで心配する必要は無いと思うがな」

 大体、市街地を攻撃したりしたらブリタニアを治める時に復興まで時間が掛かってしまうだろうに。まぁ……

「ゲリラとかで市街地に潜んでいたKMFが攻撃してきたのなら、反撃はするだろうが」

 エリア11となった日本のように、占領されたのが認められなく……あるいは、許せないブリタニア軍人や貴族達がゲリラと化す可能性は十分にある。

「分かった。なら私がブリタニアへの宣言を行おう。私の顔はこの国ではそれなりに知られているから、無視したりといった事は出来無い筈だ」

 コーネリアが薄らと笑みを浮かべながらそう告げ、自分に任せろと言ってくる。その様子からはブリタニアに対する後ろめたさといったものは殆ど見られない。
 まぁ、表に出して
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