サイコ・フィールド
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、また私の前に立ちふさがるか!」
シャアは旧ザクのなり下がりに油断していた、いや、士郎の技能を過小評価していたと言ったほうが正しいかも知れない
ヒートホークで縦に斬りかかったその腕は横によけてから繰り出された膝蹴りとチョップによってあっけなく粉砕された
予想以上の動きにシャアは距離をとって作戦を練り始めた
そしてその作戦は10秒後に指示となって現れる
「2手に分かれて攻撃する。2機は木馬のメガ粒子砲の破壊、私の隊は黒の亡霊を引き付ける」
そして戦闘を再開した
・・・数分後・・・
「クソッ!まさかメガ粒子砲までやられるとは・・・」
士郎は焦っていた。
2手に分かれた相手は士郎とホワイトベースに向かっていく。
士郎の方は射撃武器がなかったため距離を取られての攻撃に苦戦するが、圧倒的な技能で1機を撃破、シャアを撃退した
一方ホワイトベースはと言うとザク2機を撃墜するには至ったが、最後の気力を振り絞った相手により、右舷の副砲は大破、左舷のものについても機能停止していた
そして眼前に迫るはシャアによってエンジンを破壊され特攻するガウとそれと運命を共にするドップ、マゼラトップたちの集団特攻だった
「仕方ない!ハロ!!」
背後にはドームがあり、前に進んでもよけられない。そして撃ち落とすこともできないホワイトベースは残った機銃でガウの周りの機体を落とすのが限界だった
そこでハロを呼びつける士郎。わずか十数秒後に目的のブツは届けられた
そのブツとは士郎が改造したザクだった
「これで何とかするしかない!」
そう言って機体を乗り換え戦場へと向かう
ホワイトベースの前に行った士郎は手持ちの高火力兵器をふんだんに使ってガウを落としにかかった
しかし、周りの機体がそれをさせなかった。時にミサイルを撃ち落とし、時に自らの身を盾にし、ガウを、ガルマを守るのであった
「クソッ!!もう弾がない!!これじゃあガウは・・・」
ハロが短時間で集めた武器は結局ガウに届くことはなかった
ガンダム達の兵器はどうかとも思ったが、過度な戦闘によりどれも冷却が必要で、武器も攻撃を受けてひしゃげていた
「こんなところでホワイトベースをやらせるかよ!!」
そう言って士郎はガウに向かって加速する。打ち上げシャトルのブースターまで装備したその機体はガウに向かって矢のように突っ込んだ
そしてガウの前に立ちはだかりガウを押し返しにかかる
「うをおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」
ミシミシと機体が悲鳴を上げても気にせず全力で押し返そうとする士郎
その努力のかいあってガウとザクはお互いに一歩として動くことはなくなった
なんとかその間にホワイトベースが脱出を試みる
艦の3分の1程がガウの
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