サイコ・フィールド
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「どういうことだ!?連中は戦法も未熟なら戦い方もまるで素人だったはずだ。
それがこの短期間でこれほどまでに成長するなど・・・まさか!またやつか!!」
アムロ達の実力は普通ではありえない早さで成長していた。
アムロはNTとしての才能も相まってシャアにはまだ防戦を強いられるもののそこらへんのパイロットには負けないだけの強さがあった
カイとハヤトもアムロほどではないにしろその実力を伸ばし、機体の性能の良さもあって3機のザク相手に善戦していた
一方シャアはガンダム達を早々に撃破・撃退し、ガウをホワイトベースに特攻させるつもりが思わぬ足止めをくらい焦っていた
戦況の流れを見てもこのまま行けば勝率は5割、半分といったところだろう
「一旦体勢を立て直す、退くぞ」
そして、シャア率いる先行隊との勝負は連邦の勝利で終わった
・・・ガルマ率いるジオン軍本隊・・・
「赤い彗星でもダメだったか・・・しかし、今更退くわけには行かん。ドップ隊先行しろ!マゼラアタック隊も前進!」
こうしていよいよニューヤークで決戦が始まろうとしていた
・・・ニューヤーク、ホワイトベース・・・
「左舷!弾幕薄いよ何やってんの!」
圧倒的物量で攻めてくるジオンに対しブリッジではブライトが次々と指示を出していた
しかし、そこは素人集団、どれだけ指示がよかろうとミスというものは生まれるものだ。そしてその隙をジオンが突く
「敵機、全速力で本艦に向かってきます!まさか、特攻する気か!?」
「弾薬補充中の為、迎撃できません!」
「総員対ショック用意!」
弾を切らし、エンジンに穴があいて上昇できなくなった一気のドップの特攻する先は主砲だった
「ジオン公国、万歳!!」
名も無きパイロットの特攻によって連邦は大きな被害を受けたのであった
そしてその隙を見逃さないのがシャアである。MS隊がドップとマゼラアタックの処理で手一杯の中シャアと3機のザクがホワイトベースに取り付こうとした
しかしその時、黒い影が高速で通過し、射線上にいた1機のザクが破壊された
「ちょっと遅れちまったか、まあいいヒーローってのは遅れて登場するもんだ」
その黒い影の正体は士郎の乗った旧ザクのようなものだ
ようなものというのはその腕が明らかに旧ザクのものとは違っていて細く、MSの腕にすら思えないものだった
「オッゴがあって助かったぜ、まだ作業用だから腕しかなかったけど今回はそれで十分だ
なんたって旧ザクの腕はザクの補修のためにバラしちまったからな」
正確に言うとオッゴの腕ではなくオッゴの元となったものの腕なのだが、ほとんどオッゴのものと変わりがなく、腕の代用品としては十分だった
「ええい
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