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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第3章
月光校庭のエクスカリバー
第66話 またまた交渉します!
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ろだ!木場が今まで通り、俺達と悪魔稼業を続けられるんなら、思い付く事は何でもやってやる!」
「……当然部長達この場にいないメンバーには内緒なんだろう?」
「……まあな」
「……部長は立場上絶対に拒否するだろうしな。副部長もしかり」
「……アーシア先輩は嘘がヘタそうだし」
「……あの昼寝好きでのんびり屋の姉さんに隠し事は難しいわね。寝惚けて口を滑らせかねないし」
「……おまけに部長に思いっきり迷惑を掛ける事になりかねない」
「それでも木場は大事な仲間だし!何より部長のあんな悲しそうな顔を見たらいてもたってもいられないからな!」
俺がそう言うと明日夏達幼馴染み組が笑いだした。
「全くあんたは…」
「イッセー兄らしい」
「だな」
笑顔で言う三人の反応からどうやら明日夏達幼馴染み組は協力的の様だ。
「悪いな三人とも。本来なら悪魔の事情なのに…」
「さっきも言ったが遠慮は要らねえよ」
「……サンキュー」
「……まずはあの人達を探さないといけませんね」
「小猫ちゃん?」
「……部長達に内緒で動くのは心が痛みますが、仲間の為です」
小猫ちゃんっていつも無表情だけど熱い所があって本当に仲間思いだよな。
「………そ〜……」
ガシッ!
こそこそと逃げようとした匙を明日夏と小猫ちゃんが腕を掴んで捕まえていた。
「俺関係ねえだろぉぉぉッ!!!!お前らグレモリー眷属の問題だろぉぉぉッ!!!!何で俺を呼んだぁぁぁッ!!!!」
「他に協力を頼める悪魔がお前しかいなかったんだよ。危なくなったら逃げて良いからさ」
「今逃げさせろぉぉぉッ!!!!協力なんてしたら絶対に会長の拷問だぁぁぁッ!!!!」
「悪いが匙、この事は会長にもバレる訳にはいかないからな。話を聞いたお前をみすみす帰す訳にはいかねえ」
あ、言われてみるとそうだな。
「しない!告げ口なんてしないから帰してくれぇぇぇッ!!!!」
「……それといい加減黙らねえと俺がお前を拷問するぞ」
「………これは脅しだ〜…拉致だ〜……誰か〜…助けてくれ〜……会長〜…お助けを〜……」
匙の助けを呼ぶ声は俺達以外に聞かれる事は無かったのであった。


「……トホホホ…なあ、俺はいなくたって良いだろう?…頼りになりそうな幼馴染みや無敵の戦車(ルーク)がいるんだからよぉ…」
街中を歩いていると匙がぼやいてきた。
「戦力は多い方が良いんだよ」
実際コイツは悪魔に転生する際、兵士(ポーン)の駒を四つ使ってる訳だしな。
さて、現在俺達は教会の五人を探していた。
「簡単にゃ見付からねえだろうなぁ。第一、こんな繁華街であんな白いローブを着た五人組なんて…」
「……イッセー兄」
「何だ千秋?」
「……あれ」
「ん?」
俺達は千秋が指差す方向を見る。
そこには…。
「え〜、迷える
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