welcome to my world
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前くらいは・・・日本語でしたし 」
「 あれは神聖語ですが・・・ 読めたというのが何よりの証拠ですね
あなたが神であるというね 」
あら? あらあら? いつのまにか神様になってたのかー すげー
・・・だれか冗談だと言ってくださーい
とは言ってみたが、神って・・なんか・・・いいね
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いやー なんかそんな気がしてたんだよなー
過去に戻ったり未来に行ったり、なんでもできるからなー
自分は特別だと思っていたけど、実は神様でしたなんて・・・
さすが、僕。
学食までの道を歩きながらそんなことを考えている
12時まで少し時間があるが、例によって早めの昼食をとる予定だ
建設が再開されている講堂は外壁が出来上がり、後は内装を仕立てるだけらしい
重機の騒音は聞こえなくなり、内装工事の音がわずかに耳に届いている。
そろそろ完成するのだろうか
さっきまで一緒にいた女神様は
「 お腹が減ったから帰りますね〜 」
と言って帰っていった
前回の事もあり、歩いて帰るのだろうと思っていたが
彼女が研究室のドアを開けると、そこにあるはずの廊下ではなく
何も無い真っ暗な空間が見えた時はさすがに焦った
・・・いや、テンション上がった
やっと神様らしいとこを見ることが出来た僕は、内心ほっとした
少し早めとはいえ、お昼が近いので学食に向かって歩く学生が何人も目に入る
そのほとんどが、友達を連れている
今までの僕なら、そんなものいらないとつっぱねている所だが
ついさっき女神が言ってた事が本当なら、僕にそんな事言う資格はない
「 あなたがあの2人をどう思っていたのかは察しかねますが
偶然か故意か、あの2人のうちどちらかがあなたを庇ったみたいです
・・・馬鹿な人間ですね
そんのことしなくても、私があなたを死なせるわけがないのに 」
「 そうですか・・・ 」
「 まさか、申し訳ないと思っていますか? 」
「 いえ、そんなことは・・・ 」
「 まあ、100歩譲ってその人間のおかげで生き延びているとして
あなたは気にしないでしょう? 」
「 その質問に『 はい 』と答えたら僕は人でなしですかね・・・ 」
「 ? そもそも人じゃないんですけどね 」
「 そうですね 」
「 そんなこと気にしするんですか? 人間なんて無価値な存在に
情けや同情は不要ですし、無意味ですよ
あなたはこっち
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