21話
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めの方法の1つだから認められなくても黙認してあげよう。」
「仕方ないですよね。」
暗い空気になったので話を変えます。
「スペースノア級万能戦闘母艦に関してはガジェットの独占販売を任せて譲り受けます。」
「勝手に私の作品を売り出さないでほしいんだがね。」
「その事に関しては謝りますが、一番いい方法です。イスルギ重工にとある事件で大破したスペースノア級万能戦闘母艦の壱番艦のシロガネが運び込まれ修理されます。その時に商談を持ち掛けます。次期社長であるミツコ・イスルギに。」
「現社長では駄目なのですか。」
「無理ですよ。その事を含めて、相談したい事があるので、まず話を聞いてください。」
ジェイル、ロイド、セシルさんが目を合わせてから、頷き代表してジェイルが話します。
「わかった。話を聞こうじゃないか。」
「先ほども話しましたが、秘密基地に残っているデータとあちらの世界は細かい所では違うのですが、よく似ています。そのために、これから起こる事が予測する事が可能です。」
そう話すとロイドが尋ねてきます。
「何が起こるんだい、もったいぶらずに教えてくれないかな。」
「1年程で地球連邦政府とディバイン・クルセイダーズとの戦争であるDC戦争が始まります。」
「そうしたら、向こうの世界で戦闘データ取り放題になるよね。お〜め〜で〜と〜う。」
「そうですね、それも目的の1つです。ですが、その後に侵略戦争が起こります。」
「どこからなんですか。」
「異星人からですよ。」
そう言うとジェイルとロイドは目を輝かせます。
「居たんだね。宇宙人って。」
「こちらではわかりませんが、あちら側にはいますよ。うちで使用されているメギロートは元々その異星人のものですから。」
「じゃじゃ、その異星人の技術も入手できるかな。」
「それも、目的の1つです。人造人間のデータは是非欲しいですから。」
「確かに人数不足を解消するには必要だろうね。しかし、他にも魅力的な技術もありそうだ。楽しみだよ。」
「その異星人か地球に侵略する際に、イスルギ重工の現社長はシロガネで地球から脱出しようとします。」
「それじゃ、駄目だね。」
「そのために、現社長ではなく、次期社長であるミツコ・イスルギに商談を持ち掛けます。」
「その人は大丈夫なんですか。」
「彼女にも問題はありますが、会社に利益がある事は頷くでしょう。典型的な死の商人ですから。」
その言葉を言った後にみなさんが苦い顔をされます。
仕方ありませんが。
「つまり、君はこれから起こる事に干渉するか、干渉しないかを話し合いたいわけだ。」
「そのとうりですよ、ロイド。メリットは戦闘データの蓄積と新たな技術の習得で、デメリットは戦争に参加する為に命の危険がある事で
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