9部分:第九章
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俺は夢を追って」
「私は夢を見ていくわ」
「よし、それじゃあこれからの二人の夢に」
「乾杯するのね」
顔も若くなっていた。既に心はかつての若き日に戻っていた。いや、そのままであったことを思い出した。それだけであったのだ。
「といっても明日もな」
峰崎は少し苦笑いになった。
「夢を追わなくちゃいけないからな」
「ジュースでね」
「そうだな。そのジュースに夢というとびきりの酒をカクテルさせて」
「飲みましょう」
夢に向かっての乾杯だった。二人の昔からの夢に向かっての。今それを誓い合うのだった。
漫画無頼 完
2007・3・18
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