二ノ陣〜
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亮〜
『・・・ハァ、ハァ・・・』
『亮?大丈夫なの?』
『うん・・・みんな頑張ってるんだ・・・俺だけ疲れてる訳には・・・』
「(無理はするな。待っていろ、すぐにコイツを倒す)」
言うが速く水蓮さんはシンに突きを放つ。
「おっと・・・」
ガキン!
障壁で阻まれ・・・
「・・・おぉぉぉああああ!!」
いや、止まらない。水蓮さんは先端に気を集中させて僅かに障壁を削っていく。
「抜かせてもらう!」
「調子に・・・乗るんじゃないよ!」
バァン!
「くっ・・・」
衝撃破に押し戻され、水蓮さんは後ろに跳ぶ。
「さぁ・・・喰らうが良いよ。セイクリッド・ブレイザー!」
シンが放った虹色の光線を水蓮さんは真っ向から立ち向かう。
「はぁぁぁ!」
ガガガガガ!!
「・・・ここに僕の力も追加だ」
「なにっ・・・」
虹色が黒く染まり、水蓮さんが後退する。
「ぐ・・・ま、まさか・・・」
ピシッ
刺天猛虎にヒビが入る。
『あ・・・』
そして・・・砕け散った。直後に光線が水蓮さんを呑み込む。
「バカな・・・我が誇りが・・・刺天猛虎が・・・」
繋がりが無くなった事で水蓮さんはいなくなり・・・俺と蓮華も分離してしまう。
「く・・・あぁ・・・」
「りょ、亮・・・」
蓮華は立ち上がれたが・・・俺は身体に力が入らず、立てない。
「(モーションキャプチャー二回にイレギュラーキャプチャー二回・・・少し飛ばしすぎたか・・・)」
「今回ばかりは遊びは抜きだ。死んでもらうよ、亮」
「くっ・・・」
「させるかよ!」
咲が俺の前に立つ。
「二人並んでくれるのなら都合がいいね。これで・・・」
「させないわよ!!」
走ってきたのは・・・リズだ。
「せいぃぃやぁぁぁ!!」
全力で放ったソードスキルが障壁にぶち当たってシンが一度退く。
「リズ!?どうしてここが・・・」
「助けたユイちゃんから教えて貰ったのよ!そして・・・あたしだけじゃないわ」
「死ね!」
「割れろぉ!」
剛鬼とリョウコウが同時に武器を振るう。
「おっと・・・」
「逃がさないよ」
シンが避けた先には・・・魔力を溜めていたシィがいた。
「千の雷!!」
ズガァァン!!
煙が晴れた時・・・シンの右腕から煙が上がっていた。
「よし、通った・・・!!」
「どうやら間に合ったみてぇだな」
「・・・ここで終わらせる」
「チッ・・・ゴミ虫が・・・!仕方な
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