暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
コードギアスR2
0655話
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ブリタニアの最強が為す術もなく破れていく映像を突きつけ、奴等の士気を低下させる」
「了解しました」
『やれるものなら、やってみるがいい!』

 挑発気味に量産型Wへと命じられた言葉に承諾の返事が返ってくるとビスマルクから咆吼の如き声が上げられ、フロートユニットを使って急速にニーズヘッグへと近付いてくる。
 同時に背負っているエクスカリバーの鞘が展開し、そこから巨大な剣が抜き放たれ、ニーズヘッグの胴体目掛けて横薙ぎに振るわれた。
 この辺、空を飛んでいるからこそ出来る事だよな。もし地上でランドスピナーを使っての行動だと地面というのが邪魔になり、エクスカリバーを振るうのにも色々と制約が出来る事になる。

「アダマンハルパー、展開!」

 その言葉と共に、ニーズヘッグの手に現れる巨大な鎌。エクスカリバーがギャラハッドの身の丈以上の大きさを持つ剣なら、アダマンハルパーは同様にニーズヘッグ以上の大きさの柄を持っている。
 その姿は、端から見ると人の死を刈り取る為の死神の大鎌にしか見えないだろう。ニーズヘッグの名を持つこの機体にはこれ以上無い程にお似合いの武器だ。

「はぁあっ!」

 横薙ぎに振るわれたエクスカリバーを、アダマンハルパーの柄の部分で受け止め、そのまま弾き飛ばす。
 ……そう。受け流したのではなく、弾き飛ばしたのだ。

『ぐおっ!?』

 向こうにしてもそれは予想外だったのか、驚愕の声を上げるビスマルク。
 まぁ、幾らその柄の長さがニーズヘッグを越えるとは言っても、所詮は大鎌の柄だ。太さという点においてはエクスカリバーの刀身の方が大分太いのだから、それも無理は無いだろう。

「ほら、どうした? 確かに今の一撃は中々だったが、それで終わりか?」
『抜かせ! まだまだこれからだ!』

 その言葉と共に、再び振るわれるエクスカリバー。
 アダマンハルパーの刃と、エクスカリバーの刃が幾度となくぶつかり、弾き、受け流される。
 それでも打ち合っているうちに次第にこちらに合わせるようにして弾き飛ばされるといった事が無くなってくる辺り、さすがに最強のナイトオブラウンズといったところか。

『やはりな、このエクスカリバーの一撃はバリアの類で受け止めずに、その大鎌で受けている。それを考えると、バリアは一定以上のダメージまでしか防げないというキャメロットの解析は正しいらしい』

 どこか納得したように呟くビスマルクだが、確かに言っている事は間違っていない。ニーズヘッグに幾つも装備されているバリアは、一定以上のダメージを与えれば貫通するという特性を持っている。と言うか、どのバリアにしてもそれは同じだと思うが。
 だがまぁ……この戦闘映像に関しても量産型Wが保存しており、ブリタニアの士気を下げるという目的で使う以
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