修業始めます
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「雷よ!!」
黒髪のポニーテールの美少女の掛け声と共に雷が私に向かって飛んできた。
「必殺!指ビィィィィィィィィム!!」
私は自分の最強の必殺技をその雷に向かって放った。
雷と指ビームの威力は同等であり、互いの攻撃はかき消されていた。
「あらあら。流石ですわね。ドラゴンの力無しでもあれだけの攻撃を放ってるなんて」
「そんな事ありませんよ。朱乃さんこそ、流石は『雷の巫女』。素晴らしい攻撃でしたよ」
「あらあら。ありがとうございます。でも、何で瑞希さんはその神器『ブースト・アーム』の力を使わないんですか?それがあればもっと全体的な攻撃力の底上げが出来るのに」
「なるほど。それですか。いや、実は朱乃さんの前であまりアイツは出現させない方が良いかと思ったので。あの変態ドラゴンを」
私達がそんな会話をしていると私の神器セイクリッドギアに宿るドラゴンが目を覚ましたようだ。
「うふっ!目の前に巨乳の黒髪美少女がいるじゃねぇか!おい、相棒。触りたくはないか!」
「何をバカな事を言ってるんだよ!良いか、絶対に触らないからな!」
私は自分に宿るドラゴンを叱りつけていた。
私の中に宿るドラゴンの名前は真玉橋 孝一。
ドラゴンなのに何故日本人の名前かと言うと…………。
孝一が言うには、孝一は私達の世界とは違う別の世界に住んでいた。
孝一がライバルとの決着をつけようと孝一とライバルは二人で南極で戦ったらしい。
そして、戦いは最終局面になり、互いは自分の必殺技をフルパワーで放ったらしい。
すると、二人はこの世界に飛ばされていたらしい。
ちなみに、孝一が神器に宿っている理由は孝一がこの世界に来ると体が無くなって魂だけになっていたらしい。すると、この『ブースト・アーム』に吸い寄せられてこの神器に宿ったらしい。
まぁ、基本は熱くて良いドラゴンなのだが、1つだけ残念な部分がある、この部分があるせいでかなり残念なドラゴンになっている理由でもある。その残念な部分とはかなりの変態だと言うことだ。
これには私も困らされている。
「相棒よ。お前に頼まれていた件。どうやらお前ならあの技の修得も可能かもしれないぜ!」
「本当か!それならライザー戦に勝機が見えてくるよ」
「そうだな。おそらく赤龍帝の力と。そして…………。」
「私の新しい必殺技。ガリバーティ●ポーがライザー戦の勝敗を左右するわね」
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