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Ghost trick
黒い瞳
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どうかしたのかしら?」

『迷ってんじゃない?』

ナミ「え?」

疑問に答えるムウマに、ナミは振り返る様に視線を向ける。

ナミ「迷ってるって、何に?」

『ウチのお兄ちゃんになるか、どうか』

ふわりと柔らかい笑みを浮かべた少女は、先程と同じ様に彼女を見つめた。

『ナミもその内、ウチのお姉ちゃんになるんだよ』

ナミ「え……」

そして、ナミはその瞳に魅入られた。

『ナミの苦しい思いも、辛い記憶も、全部消してあげる』

ベッドから起き上がり、艶かしい眼で見つめる。

『この事は、アイツ等には内緒だよ』

すると、直ぐに子供らしい笑みを見せ、部屋を出た。

to be continued


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