第三十八問地下迷宮を脱出せよ
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
突き上げるような振動が襲ってきたから五分後、わしは何とか部屋にたどり着いた。如月の家に着いて直ぐ一人のメイドに呼び止められて案内されたのはとある部屋。そこでワシは一人のメイドから梱包された箱を渡された。
「木下その袋は何?」
「よくわからんのじゃがメイドから渡されてのぉ」
「開けてみましょうよ」
そう言って袋を開けると中には……
「…………ッ?!(ブシュャャャャ)」
コン○ーム
「こ、これは………」
「木下くんそれ渡した人ってミニスカートのメイドさんじゃない?」
「そうじゃ」
如月の家のメイドは皆ロングスカートなのじゃがなぜかそのメイドはミニスカートだったのじゃ。
「やっぱり直葉さんか……」
やっぱり?
「………鈴?やっぱりって?」
「直葉さんはうちのメイドのリーダーで既婚者だからたまに恋愛相談にのってもらっているんだけどやり方が結構特殊なのよ」
「特殊?」
「うん旦那さんと付き合う前は使用済みの割り箸や歯ブラシを集めたり……告白は普通だったけど付き合い始めてから誕生日にコン○ーム送ったり……」
それは特殊過ぎるような……。
「もしかして…」
そう言って如月は箱を開けて中身を確認する。
「やっぱりパパが共犯ね」
そう言って如月の出したコン○ームにはすごく小さい穴が開いていた……これって……
「これでしたら子供ができますね」
「……ッ?!子供?!(ブシュャャャャ)」
「ムッツリーニ君?!」
今まで出番のなかったムッツリーニを工藤が介抱し始める。
「///////そっかこれで木下君と作れたんじゃない?!黙ってればよかったかも!!」
如月がトリップしてしまった。………そう言えば……
「明久に雄二、一真はおらんのかのう?」
「アキと坂本はトイレ、笹本は用ができたって帰ったわ」
僕達がセキリュテイシステムの呉作動で地下に落ちて数分僕達は……
「この先の分かれ道は左です!!」
「それよりこの状況を何とかして!!」
「早くしろ!!潰されるぞ!!」
大きな岩に追いかけられていた。ここは如月家の地下にある迷宮で侵入者を確実に捕まえるための迷宮らしい。西田さんはここの構造に詳しいから何とかなると思ったけど罠が仕掛けてあるうえに確実に作動するため一つ一つを確実にクリアしていく必要がある。
「次は床が割れてしたに落とされますので気を付けてください」
岩をやり過ごし次の罠の説明を受ける。その罠も何とかやり過ごしさらに進む。
「まだつかねーのかよ」
「申し訳ありませんこの地下迷宮は道に迷えば最後二度と太陽の光を浴びることのできませんのでまだ脱出まで時間がかかります」
「これでさっきの地震で出口が塞がってるとかだったら笑えるね」
それから色んな罠をやり過ごしいくつもの分かれ道を突破した。太陽の光も時計もな
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ