暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
オリジナルストーリー 目覚める破壊者
オリジナル〜StrikerS 日常編
63話:学校よ、私は帰ってきた!!
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の娘鋭いんですけど。
まぁ別に隠しておくことでもないか……

「コンタクトだよ、コンタクト。俺コンタクト初めてだからちゃんとできてっか確認したんだよ」
「コンタクト?何のために…?」

そう思うよな、俺の視力検査は両目とも2,0だ。それも前々から知っているなのはなら、そう思うのも普通だ。

「昔とは事情が違うだろ?ほら、俺の目の色の」
「あ、あぁ……じゃあそれ…」
「そ、カラコンだ」

俺の目の色が変わる現象。あれは時々だが、未だに続いている。まぁ原因は俺の中にアイツ≠ェまだいるからだろうな。

実際ミッドで過ごしている間も、時折変化していたらしい。見ていたのがクロノだから、おそらく本当だろう。
直接目にしたからか、クロノはそれを忠告してきた。

『ミッドならまだしも、君の世界だとその目の色はマズいだろ?』

クロノにしてみれば、まともな忠告だったので、俺もそれを受けてカラコンの装着を決めた。
まぁ学校に行ってる間に変わったら、奇異の目で見られるのは間違いないからな。

「まぁこれなら安心だろ。色が変わってもカラコンでカバーできる」
「そうだね。それ見られて騒がれたら、大変だもんね」
「うわ、考えただけで面倒くさそうだ」

本当に面倒くさそうな顔をしながら言うと、なのはは笑いながら「そうだね」と口にした。
























そんなこんなで、久方ぶりにやってきました聖祥大付属小学校。

なのはから下駄箱の場所を教えてもらって、元々着いたらすぐに来るように言われていたので、俺はすぐに職員室へ。
担任の先生は運よく前と同じ人で、話はしやすかった。ただ、担任の先生も心配していたらしく、なんか眼差しが優しかったような気がした。

そんで、始業式はクラスの皆と一緒―――とはならず、少し離れた場所から見る事になった。
何故かって?なんか知らんけど、担任が「その方が面白い」と笑顔で言って、そうさせたのだ。何が面白いのか聞きそうになったが、担任の笑顔に抑え込まれてしまった。

何だろうね、あれ。大人ならではの凄味というか、怖さというか…色んなものを感じたのは確かだ。

「今日より休学から復帰する、門寺士です。よろしく」

んで、始業式明けにようやく俺登場。でも皆の反応はそこそこで、ドッキリも成功なのかわからない微妙な空気を味わってしまった。どうやらフェイト達が俺の事を吹聴している、というのは本当だったようだ。

LHR後、いつも通りとも言える質問攻めにあった。
名目上病気による休学だった為か、体は大丈夫なのかとか、どんな病気なのかとか色々と聞かされた。まぁ流す程度に答えたが。

「でも変わらねぇな、この感じは」
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