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改正版 後悔先に立たず、後に立つべし
20話
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てくれてありがとう。私の心配なら大丈夫。」
『ですが、やはり、危険な事は確かです。このデータを解析してからでもいいのではないですか。』
『だが、彼女は心配いらないと言っているから、続行しましよう。』
『安全をまず確保すべきです。』

 ジェイルとセシルさんが口論しているところにロイドが話に参加してきます。

『まあ、やってみたら。』
『ロイドさん、いい加減な事ばかり言わないでください。』
『取り敢えず、やってみて危険な事が起きそうになったら、中止したらどう。ぶっちゃけると僕も興味があるんだよね。』
「は〜、取り敢えず、やってみます。セシルさん、注意していてください。」
『わかりました。くれぐれも注意してください。』
『どうして、僕達に声を掛けないんだろう。』
「信用の差ですよ。」

 そう言って、右手のZ・Oソードのみ展開します。

「T−LINKフルコンタクト、念動フィールド集束開始。」
『君の念動力はその程度なのかい。』
「集中しているんですから、野次はやめてください。」
『いや単純にこの程度なのかと思ってね。』
『そうだね、さっきと念動フィールドの集束率はあまり変わっていないな〜。それで、限界。』

 あまりの2人の言い分にムカッときます。
 ですが、後ろにアーニャが乗っているのを思い出し、何とか落ち着きます。

『まあ、限界ならしかたないよ。でもその機体自在に操るのだ当分先だろう。』
『せっかく、君達の我儘に付き合ってあげたのに本当に、ざ〜ん〜ね〜ん〜で〜し〜ただよ。』
「2人とも戒をバカにしないで。」
(後ろにはアーニャが乗っているんです。落ち着いて行動しないと。)

 そう思いながら、2人の野次に耐えながら、集中していきますが、ついに決定的な言葉が放たれます。

『そんなんじゃ、守る事が出来ないよ。』
『ほんとだ。』
『『あははははははは。』』

 そん言葉を聞いた瞬間、自分の中で何かが切れた音がしました。
 次の瞬間、全てをT−LINKシステムで制御します。

『ちょっと、2人ともなんて事をいうんですか。』
「2人とも、戒は一生懸命にしてる、謝って。」

 そんな言葉を聞きながら、ウプウアウトが今現在で出す事の出来る出力をT−LINKシステムを利用して操作し出していきます。

「T−LINKフルコンタクト、ブラックホールエンジン、T・Eエンジンフルドライブ、全エネルギー集中、念動フィールド全開、収束開始。」
『ちょ、ちょっと戒君、何をしているんですか。』
『ほ〜んと、案外直情的だよね、彼って。』
『しかし、煽りすぎたかもしれない。失敗したな。』
『2人とも煽るだけ煽って、何知らない振りしてるんですか、どう考えても2人の責任でしょう。』
「戒、落ち
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