第十一話 ハーレーの女その十三
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鳶色の目を見ながら言う、実に大きく可愛らしい目である。
「あんたお寺の娘さんだよな」
「養子よ、お父さんとお母さんは里親なの」
「だよな、それでバイク乗るよな」
「お兄ちゃんが乗ってたバイクね」
「っていうかあんたも兄さんいるんだな」
「お兄ちゃんがお寺を継ぐの」
「坊さんがバイクか、中々かっ飛んでるな」
薊は笑ってこうも言った。
「けれどあたし達もバイク乗るしさ」
「あれっ、皆なの」
「私は乗らないけれどね」
裕香は自分のことは断った。
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