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【遊戯王GX二次小説】最弱最強!?漆黒のデュエリスト
第1期
序章
TURN 0(後編)転生した先は遊戯王の世界でした。

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「え、えぇ!?」
「おやおや、そんなに嫌だったかな? やはり、年頃の娘さんを安易に誘うものじゃないねぇ」
「も、もうおじいちゃん! ごめんね、えーと」
そこで遊戯はふとまだ、俺の名前を知らないことに気づいた。
「あ、名前は・・・・・・」
その時、何故か名前だけははっきりとわかったんだ。
“苑王寺 ?”だって。
「?だ。“苑王寺 ?”」
「名前は覚えてるんだね。よろしくね?」
そりゃまぁ、記憶喪失?と思われてるから、もしかして呼び名とかも考えてくれてたんだろうかと思うと、もっと早く名乗っておけば良かったなと思う。
最も、交番で一応名乗ってはいたんだけど、遊戯は外で待っててくれたから、聞こえなかったのかな?
「うん、よろしく。あ、あと、今のは驚いただけで嫌だったわけじゃないです。」
双六じいちゃんがいつまでも、落ち込んでいるので慌てて弁解する。
「え、でも・・・・・・」
そこは紳士?な遊戯だ。
見ず知らずの俺の身を案じてくれているのだろう。
もっとも、表遊戯に負けるほど弱くはないと思っているのだが・・・・・・。
「本当かい? そうだ。杏子ちゃんのところはどうだい?」
「あ、そっか。杏子なら・・・・・」
「えぇ!?」
また俺は大げさに驚いてしまった。
遊戯王世界のヒロインの家に住まわせてもらう。以前にどうやって説明する気だろうかこの二人。
しかし、案外杏子否真崎家はすんなり俺を居候させてくれることになった。
見た目が小学生だから同情してくれたのかも。
それから程なくして、遊戯と城之内たちが友達になり、千年パズルを完成させた遊戯にファラオことアテさんが降臨したのだった。
そして、俺は遊戯と知り合いとなった因果か、アニメでお馴染みの騒動に巻き込まれていく。

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