暁 〜小説投稿サイト〜
Angel Beats! the after story
自宅警備員
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らが来たことで野田のお母さんは安心したらしかった。

「ゆりさん、うちのたっくんのどこが好きなのかしら?」

興味津々で聞いてくる野田のお母さん。いつの時代も女性はこういう話題好きだよな。
ものすごく顔を引きつらせながらも

「そ、そ、そうですね。や、優しいところですかね。いつでも私優先で行動してくれるし、私に良いところを少しでも見せたくってがんばっているところですかね」

後半の方は案外本当かもな。俺には女性の考えなんて読めねぇけどな。

「そうなの」
本当に息子思いのお母さんらしく、涙を浮かべていた。

「ゆりさんうちの息子をこれからよろしくお願いします」

色々と話飛んでね?これだと結婚前提みたいになってるし、ゆりっぺには少し同情するな。

「い、いやまだ私と野田くんはそういうのじゃなくて」

さすがのゆりっぺもこういう結婚とかの話には弱いらしくオドオドしていた。

「そうよね。私ったら、歳をとるとすぐにこういう話になっちゃって、ごめんなさいね。じゃあ私はこれから買い物に行くから、たっくんと仲良くしてくださいね」

ふふっと微笑みながらバッグを持ってすぐに買い物に出かけてしまった。

「野田くんのお母さんがいなくなったのはちょうどいいわね。早速、野田くんの部屋に行くわよ」

「ゆりっぺ先輩、さっきちょっと照れてましたね」
コノコノと肘で突つくユイ。

「ゆり嬢も初心ですね」
温かい目で見守るTK。

「うっさい!!さっさと行かなきゃ追い出すわよ!!」

「いや、ここお前ん家じゃねぇだろ」

「ひなっち先輩、これからゆりっぺ先輩の家になるんですよ」

「気が早いですね」

からかい過ぎてゆりっぺに最終的にはボコボコにされてしまった。

では、野田の部屋にレッツゴーだ。




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