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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第52話 話される真実
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して間違っていない」

そうジェイルに言われて、俯いた顔を上へ向ける六課の局員達。

「さて、それじゃあ続きだけれど………」
「その前に15分ほど休憩を入れます。流石にここまでずっと喋りっぱなしで博士さんや星ちゃんもつかれたやろ」
「………そうだね、君達も色々と話されて疲れただろう。その提案に賛成だ」
「了解や、それじゃあ休憩を………」
「………と、その前に私からお願いがあるのだが………」
「何や?」
「今話した内容は機動六課又はそれに関連する者達以外には口外しないでほしい。私の存在もあるとは思うが家族の事を考えると、それを承諾してくれないのであれば本題に入る前に私達はこの場を離れ、独自に行動する、済まないが私は世界よりも家族の無事を第一と考えている」
「素直に私達が逃がすと思うん………?」
「それでも私達は逃げるさ。家族全員で」

はやての言葉にハッキリと返したジェイル。
暫く視線を変えず、見つめ合った2人だが、先にはやてがニヤリと笑い、頭をかきながら答えた。

「冗談や。私としてもいきなりこんな事実を公表する気も無いし、そもそも事実かも分からない。証拠もあらへんしね。そんな状態じゃ誰も信じてくれへんよ」
「そうだね。………でも君達は信じてくれるのかい?」
「私は1人の管理局員の前に零治君達有栖家の友達や。その友達が真面目な顔で打ち明けてくれた話を嘘だとは思えへん。………まあこんな事七課のレジアス中将に言えば何言われるか分かったもんじゃないんやけど………」

あははと苦笑いしながら答えるはやて。

「………いいや、だからこそ私達も星君達も君達を信用出来るんだ。休憩後続きを話すよ」
「ありがとう。こちらにしてもクレインの情報が無さ過ぎてどんな情報でも欲しい所なんや………それに………」
「何か心配事でも?」
「知っとると思うやけどスターズの高町なのはとバルト・ベルバインが零治君に負けてな。なのはちゃんの方は外傷は特に問題無いんやけど精神的に、バルトさんに関しては重傷でかなり危険な状態なんや………」
「ああ、それに関しては問題無いよ。高町なのははともかく、バルト君は彼等が何とかしてくれる」
「彼等………?」
「管理局最強の矛と盾の2人だよ」

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