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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第52話 話される真実
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リインに指示を出しはやても立ち上がる。
「よしゃ、私達も行こうか。色々と聞かなくちゃあかんからね………」
そう言うはやてに、部隊長室にいたシグナムとグリフィスは無言で着いて行った………
「待たせてごめんな………準備出来たから案内するで」
「はい、分かりました」
はやてにそう言われ星達は立ち上がる。
重傷のバルトと狂ったなのはを1番最初に見つけたのは零治を止めようとしていた星達有栖家だった。追えば間に合うかもしれないその状況下で、有栖家の面々は2人を助けることを優先した。なのはを気絶させ、バルトの傷を応急処置し、何とか最悪の事態だけは免れた。
それと同時にあの場の惨状を見て皆覚悟を決めていた。
「こっちや」
そう言われ部屋の中へと入る。中には別荘に来ていたライトニング、スターズのメンバー、そして1部のロングアーチメンバー(グリフィスを初めとした各部署のリーダー、そしてヴァイス)が席に着いていた。
(キャロ………)
そしてライトニングの中のキャロを見て申し訳ない気持ちで一杯だった。映像で零治の事を確認したキャロ。当然直ぐに零治に連絡を取ったが繋がらず、余り時間を取れない影響もあり、中々星達にちゃんと事情を聞けずにいた。
更にリーダーであるエローシュ、そして真白が行方不明。その影響か、残された3人は意気消沈していた。
「それじゃあ星ちゃん達は彼女達の前の席に座ってな」
そう言われ案内された席の後ろには六課の防衛に協力したダメっ子の3人とクアットロ、ディエチが並んで座っていた。
「あれ?ウェンディのお父さんはまだみたいやな」
「今向かっている見たいっス。始めてもらって良いってメール来てるんですけど………」
そう言いながらはやてを見るウェンディ。
「そうか。………それじゃあ始めさせてもらうで」
その姿には先輩後輩は無く、初対面の様な他人行儀の姿がそこにあった。
ウェンディだけでは無く、他のメンバーの殆どが顔見知りでありながら重苦しい雰囲気がこの部屋にはあった。
「皆、集まってくれてありがとな。まだ上からは直接命令は来てへんけど恐らく私達にはゆりかごを止めるため近いうちに駆り出される事になるやろう。今、無限書庫のユーノ君にも協力してもらってゆりかごについて調べてもらっとる。それについてはまた改めて………今回は有栖家の皆にも来てもらい確認したい事があったからここまで来てもらったんやけど………」
そう言いながらはやては星達を見る。星達は何も言わず静かにはやての言葉を待った。
「私達は星ちゃん達を信じておった。……いや、今も信じとる。呼ばれた時点でどんな話の内容かはもう分かってるはずや。………私達に隠して
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