暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX 〜ずっと俺のターン!!パーミッションの力〜
エピソード3 〜精神汚染 もけもけウェーブ!〜
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時間などを利用して、主に女子たちから昨日のデュエルのことをどこで聞いたのか俺がむちゃくちゃ強いなど噂され、レクチャーして下さいなど言ってきたり、なぜあんな美人と一緒に登校してきたのかなど根掘り葉掘り聞かれて、授業も全て終わって、自由時間となった時には、ヘトヘトなって机に突っ伏していた。

「凛君もつくづく大変ね。」

「ん?ああ、明日香か。ホント、ろくなことがないわ。」

「ところで?あのデュエルのあと、風香さんと二人で残ってたみたいだけど、何してたのかしら?」

「っ!別に……対したことはなかったデスケド…」

「そう。よかったわ。例えば、風香さんから、告白でもされたのかと思ってたわ。」

「なっ!なんで、それを!」

「クスクス。やっぱりね。遠くから、見てただけだから、よくわからなかったけど、確かなようね。」

や、やられた。自爆してもうた。てか、まてよ。真面目な明日香一人でそんなことするわけないから、もしかして……

「あと、私以外にもモモエとジュンコも見てたわよ。あと、十代君達も居たわね。」
もう全員じゃん!終わったわ。と思って、ちらりと風香が居るあたりに目線を向けるとモモエとジュンコが居て、風香の方も吐がされたようだ。多分、明日ぐらいには、ブルーの女子全員には広まってそうだな……ガクリ。


ーーーーーーーー

自爆した後、しばらくボーっとしていると、同じボーっとしている風香の周りにいかにもチャラ男が数人、風香に話しかけていた。
風香のほうも大変だなぁと思っていたら、睨んできた。どうやら、こいつらどうにかしてくれということらしい。

「風香、行くか〜」

必死にナンパしている男どもに割り込んで、風香の腕を掴んで連れて行く。さすがに風香のほうも予想していなかったのか、驚いた顔をしていた。
「おい、待てやコラ。この子と俺らが楽しくお話ししてんだよ。」
いや、それは重度の思い込みだから…と心の中でツッコんでおく。

「いや、これからちょっと用事があるから。」

「そんなことは知らんがな。」
いや、そこは手を引けよ。

「あんたがどうしてもって言うなら、俺とデュエルだ。あんたが勝ったら、行くといいわ。」
え!?遊戯王っていつから何でもかんでもデュエルで決めるようになったっけ?

「俺は草薙梧桐だ。」

「はぁ、強制なのか……神谷凛だ。じゃあ、デュエル……」

「俺が先行を貰うぜ。ドロー。《インセクトナイト》を攻撃表示で召喚。さらに永続魔法《大樹海》を発動。カードを一枚伏せてターンエンドだ。」
フィールドに鎧甲冑を着た虫が召喚され、さらにバックが木々に覆われる。
まぁ、どーせ、デビルドーザーデッキだろうな。まぁ、関係ないけど……

《インセクトナイト》☆4 AT
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