ピンチ
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「来たぞ無月」
達也は視線と身を下げ言う。
俺も慌てて身を下げる。
「数は3人、いや4人?」
その言葉は完璧に不審者の数が解る距離まで見える状態
もうそんなに近くにいるのか?
俺は頭を少し上げ状況確認
「あれ、いない?」
「まだ、約60m位離れている。
普通は見えない。」
じゃあなんでお前は見えてんだ?
明らかに見えている様な言い方
おそらく達也には見えていて俺には見えないのだろう。
何か魔法を使っているのか?
「ゆっくり歩いて来ている。
武器は所持していない、だがCADは何処かに隠し持っているだろうな」
「おい達也、不審者の数
聞いてたのより多くね?」
「確かに三人組から1人増えて四人組になっている。」
四人組を2人で取り押さえるって可能か?
三人組なら2人でも行けなくもない。
だが、四人組になると話は別だ。
普通に計算したら一人が二人を相手にしなければならない。
「増援、呼んだ方がいいんじゃ?」
「確かに四人組だからな俺もそう考えたんだが、、、」
「なんだよ、何か問題が有るのか?」
「繋がらない。」
達也は無線機を見せ言う。
繋がらない?どういう意味?
「多分、妨害電波が出されているのだろう。」
「いやいや、簡単そうに言うけどやばくねぇか?」
不審者の目的は不明、攻撃的なのか温和なのか
温和なら俺達を見て逃げてくれればそれでいい。
だが、攻撃的なら俺達を見た瞬間、攻撃して来てもおかしくない。
「そろそろだ。」
更に体制を下げ声のトーンを更にの更に下げる。
俺もこの状況やばくねと思いつつも体制を下げCADを構える。
そこでガサガサと音がした。
落ち葉を踏む音やら人が通る音、そして何か重たい物が通る音
俺は少し顔を上ゲそれを見る。
「何だ、あれは?」
まだ、距離が有るので声も聞こえないだろう。
だが、これは不意に出た声に等しい声
目の前には黒い何かに覆われた人らしき人が四人
そして後ろには何やらゴテゴテした四角い物体
足が付いている?
右に三本、左に三本、それが足となり歩いている。
まるで蜘蛛の様に
「スペルキャンセラエフェクト?
何故、あんな物が。」
「スペルキャンセラエフェクト?」
「最近、日本で開発された魔法鎮圧遮断システムを積んだ兵器だ。」
「なんで、そんな物が不審者と一緒に歩いてんだよ!?」
そう言う間にも奴等はどんどん距離を詰めていく。
考える時間も与えてくれないのか?
「あれは起動されたら厄介だぞ。」
「ど、どうなるんだ?」
「半径約20mに有るに特殊な電波を放ち魔法の発動を無力化する。
俺の魔法も無月、君の
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