19話
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
、エネルギー派が目標を飲み込んで後方に消えていきます。
「次は、拡散モードを試す事にしましょう。」
「わかった。ターミナスキャノンを拡散モードに移行、バレル展開、ターミナスキャノン発射。」
発射されたターミナスキャノンは拡散され、扇状に広がり前方にある的に命中していきます。
「拡散モードも成功ですね。」
「成功。」
『そのようだね、でも、戦場で実際に使用しないと完璧とは言えないだよな〜。ブリタニア軍でも襲う事にしようか。』
『そんなこと認められませんよ、ロイドさん。』
「ロイド、今度、ノエルに相談して必ず準備します。物騒な事言わないでください。」
『あれ、僕はてっきり、ブリタニアと戦争するものだと思っていたんだけど、そこんとこどうなの。』
ロイドはなかなか、私の痛いところを的確についてきます。
「確かに、私は皇帝であるシャルルとは敵対関係にありますが、ブリタニア自体と敵対しているつもりはありませんが。」
『そのとうりなんだけど、でもそれって現状では敵対してるようなものでしょう。動く時期を見計らているだけじゃないの。』
「それも、選択の1つだとは思っていますが、これからの状況次第ですよ。」
そう言うとロイドは引き下がり、ジェイルが通信に参加してきます。
『では、次のグラビティ・レールガンのテストをしよう。』
「わかりました。行きますよ、アーニャ。」
「うん、まかせて。グラビティ・レールガン発射準備。」
グラビティ・レールガンの操作をするとグラビティ・レールガンがたおれて目標に対して真直ぐになります。
「重力波圧縮、照準固定、誤差修正、グラビティ・レールガン発射。」
グラビティ・レールガンが発射されて、前回と違い一発で目標に命中します。
「前回と違い一発で命中しましたね。」
「ジェイル、凄い。」
『はははは、前回のデータを何度も検証し直したからだよ。上手くいって、幸いだ。』
『まあ、狂っているとすれば、また計算のし直しだったよね。良かったじゃない。』
『そう何度も、計算をミスりたくは無いよ。』
『そのとうりですね、かなりややこしい計算の様ですから。』
「失敗するのも仕方ありませんよ。かなり難しいものの様ですから。」
そう私が言葉を切ると、セシルが話しかけてきます。
『では、次に飛行訓練を行います。』
「わかりました。」
そう言った後に、テスラ・ドライブを起動して、空に浮かび上がります。
『T・Eエンジンのバイパスを解放して、スラスターを起動してください。』
T−LINKシステムを使用して、T・Eエンジンの出力をあげて、両肩にあるスラスターを起動させます。
すると、スラスターにターミナス・エナジーがまとわりついて、
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ