19話
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しだよ。君達の我儘どうりにターミナスキャノンは収束タイプと拡散タイプに切り変えることが出来るようになってるんだから。後、T・Eエンジンの出力も安定してるから防御システムを構築したよ。」
「ありがとうございます。それに、T・Eスフィアですか。」
「なんだい、T・Eスフィアって。」
「データに残っていたターミナス・エナジーを使用した防御フィールドの事ですよ。」
「そんなデータも有ったんだ今度みせてほしいな〜、是非に。」
そう言われたので、考えてから答えます。
「私の権限が必要になりますし、ノエルの監視が付きますよ。」
「それぐらい我慢するよ。」
「本当に出来るんですか、ロイドさん。」
「君は僕を何だと思っているんだい、セシル君。」
「教えて欲しいですか。」
「やっぱり、いい。」
いつもの2人の漫才のようなやり取りを聞いていると、セシルさんがこちらに話しかけます。
「ターミナスキャノンの後ろのスラスターですが、安定しているT・Eエンジンからターミナス・エナジーを供給する事により、以前よりも更に高速格闘を可能としています。」
「それは、凄いですね。」
「そんな事ないですよ。ロイドさんやジェイルさんにも手伝ってもらいましたから。」
そんな事を話している間にジェイルが私に近づいてきて話しかけてきます。
「最後は、私だね。グラビティ・レールガンは以前の長さの半分になったが、出力は以前と変わる事がないよ。それに砲門も二門になっているから使い易くなっているはずだよ。」
そう、私に説明してきます。
ウプウアウトは以前をよりも高速格闘をする事が可能となっていますが、射撃戦の能力も上昇しているように感じました。
説明を聞き終えたので、ウプウアウトに乗り込みテストを始める必要がありますなので、アーニャに声を掛けます。
「アーニャ、そろそろ準備は良いですか。」
「いつでもいける、戒。」
「では、いきましょうか。」
「うん。」
その言葉の後に、2人でウプウアウトに乗り込みます。
そして、以前と同じようにエレベーターで外に出ます。
『こちら、セシルです。通信は繋がっていますか。』
「こちら、戒です。通信は繋がっています。」
『それでは、目標を出すので、それぞれの武装をテストしてください。』
「わかりました。まず、ターミナスキャノンを試します。」
『それでは、テストをスタートします。」
その言葉の後に、目標が現れます。
その方向にウプウアウトを向けます。
そして、ターミナスキャノンを構え、アーニャに声を掛けます。
「アーニャ、準備はいいですか。」
「わかった。バレル展開、エネルギーチャージ完了、ターミナスキャノン発射。」
目標に向かって
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