最速の魔女
[1/7]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「こちら、105航空隊の根岸です。着陸許可をお願いします」
私は現在、ブリタニア周辺の巡回をしています。なぜ、私が巡回何てしているかと言いますと、昨日付けで501統合航空戦闘団の援助として配属されているのに、なにもしないでいるのは落ち着かなかったから自主的に行っているのである。
『着陸を許可します』
「ありがとうございます」
あれ〜?なんか、滑走路を人が走っているのですけど。それに坂本少佐もいるよ。
「どいて〜!」
着陸の邪魔だよ〜。デも、なんとか着陸できたよ〜。
「あの〜、扶桑海軍の根岸大尉ですよね?」
「そうだけど、君は?」
胸は結構大きいね。なんか羨ましい。
「私は、リネット・ビショップと言います。根岸大尉、なぜ、降格なされたのですか?」
えっ?どう言うこと?降格?何を言っているの?降格なんかしていないけど。
「前は少佐だったのでは?」
ヤバい。この部隊に私の正体を知っておる人物がまだいたよ。隠すのは無理かな。
「お〜い。足が止まっているぞ!」
「はいっ」
「はい」
ふぅ〜。アシストがはいってよかった。あのままじゃ言ってしまっていたかもしれない。
『根岸大尉。至急司令室に戻ってください』
今度は颯か。今日はいつも以上に連絡が多いね。
「わかったよ。すぐにいくよ」
〜移動中〜
「あれ〜、良いもの持ってるじゃん」
私はフライドポテトが盛られてあるお皿を片手に廊下を歩いていると後ろから声をかけられた。
「も〜らい♪」
「あっ」
持っていかれちゃった。でもいいかな。
〜再度、移動中〜
「颯。なにかあったの?」
私が司令室につくと、颯はすでに待っていた。
「根岸少佐。扶桑皇国海軍指令部より伝令です」
ここにいるときはなるべく大尉と呼んでって、あれほど言ったのに。
「指令部から?」
私は恐る恐る無線に近づいていく。
「こちら、105航空隊根岸。指令部、応答願います」
『こちら、扶桑皇国海軍指令部。根岸少佐か、119としての任務だ』
119としての任務か。つまり、極秘の少人数任務なんだ。
『今回は、501の弱点を探して貰いたい。とくにカールスラントの三人については要注意で頼む』
「了解です」
501の弱点なんてあるのかな?私はないと思うけど。でも任務だと、やらないとダメなんだけどね。
「颯。119任務だよ」
「はぁ〜」
「ため息つかないの。私だって本当はやりたくないんだから」
そのあと私は颯に、任務の内容を伝えた。颯はとてつもなくめんどくさそうな顔をしていた。
そ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ