十三話 過激派(テロリスト)
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結託し、いまだにこのようなテロを止められない状況になっているのが事実だ。
店内のテロリストは10人くらいになっただろうか、人々は逃げ出せないようになっている。
『おぉい、 金をだせ。 今すぐだ!!』
と一人の黒い帽子をかぶっている男が店員にライフルを向けながら無理やり押し付けた。
そうであった、このテロリスト達は収入というもながなく、生活費が不十分なために強盗でもしなければならない。
銀行は普通以上に警備が厳しく、セキリュティーが十分にかたい。だからこの配備がないレストランを狙ったのだろう。
周りの物は静まり返っている。
〈広翔は手を突き出した。〉
輩もその行動に気づいて言葉を返す。
『誰だぁ? あいつわぁ?』
はっきりとしていない口調でそう広翔に向かった。
「・・・」
ボン!!
・・・ボン!!
高周波ライフルとあろうものが次々と一瞬で砕け散る。
半秒くらいごとに一つづつ、順番に。
テロリストはその様子に呆然と立ち尽くしていた。
『なんだ? どうした?』
リーダー的存在の者がその様子に対して声をかける。
テロリストの他の連中は驚いた様子で立ち尽くす。
レストランの人々達はなにがあったか分からない様子だった。
「もう、抵抗はよせ。 お仕舞いだ。」
そう言ったのは広翔、ツカツカとテロリストの連中に対して向かっていく。
連中は唖然と逃げて行く。
すると前にでる一人がいた。
そに表情には冷えるような殺気を感じた。
『…し………死ね!!!』
右手にはキラリと光るナイフが見えた。
・・・・
宙に舞うナイフ、2度蹴りに倒れこむテロリスト。
広翔は淡々に立っている。
もう次の目線は違う所にいっていた。
そこはテロ現場というよりか、1対8の戦場だった。
武器は持っていないが爆弾を所持している可能性があるので、迂闊には動きたくない。
『お、おい…』
次はまた話の主導権を握るリーダー的存在の者が呼びかける。
不気味な声で、少し苦笑している様子に見えた。
『・・・重力行使(グロンドーナ)って知ってるか…?』
不気味な笑いの度合いが増していた。その声は店内に響き渡っていた。
「もちろん」
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