十三話 過激派(テロリスト)
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「加奈、海波(うみは)だよ。 桐生(きりゅう) 海波(うみは)。」
と加奈に向かって言った。
「えっ!?」
やはり少しばかり驚いたリアクションをした。
「同じAクラスだよ。」
「そうなんだ…元気そう?」
ここの話は加奈とだけの話し合いになってしまっていた。
加奈はあまりにも聞きたそうな雰囲気を漂わせていたので見逃すことはしなかった。
「嗚呼。 元気って言うよりも… 逆にうるさい奴になっていたよ。」
広翔はためらい無くそう言った。
3年ぶりにあったのだが、 別人のように陽気な野郎になっていたのである。
正直黒髪にしていると疑うような姿。
言った通り、海波とは幼馴染で長い付き合いだった。よく遊んで他頃も昔の小さな思い出だ。
それ以来は会っていなかった。
以降はみんなで食事を食べながら学校などのことについて駄弁っていた…
・・・
近くに不気味な気配…
少しずつ震え上がって、ざわきだす店内…
昼なのに静まり返っている・・
一番最初に気づいたのは加奈の様子で、広翔もそれに気づいた。
天気良く話していたエレナもこの気配に気づいた。
店内の人々は席を立ち上がって外を見ている。
…
(ドカン!!!!)
巨大の爆発音に店内が大きく揺れ、店内の橋が砕け散ってポッカリと穴があき、火がたっている…
この出来事に唖然とする物もいれば、恐怖に怯えている物もいた。冷静に席に座っていたのは広翔達だけ。
(テロか・・・)
広翔は誰にも聞こえない位の声で小声でボソッと口を動かした。
爆発音が鳴り終わると同時にレストランの中に続々と黒地みた男たちが駆け込んでくる。
顔にはサングラスと帽子、片手には高性能周波ライフルを持っていた。
◯説明◯
高性能周波ライフルは実弾よりも距離は出ないが、近距離なら確実に実弾よりも危険な武器だ。
引き金を引くと同時に空気の波というものが一気に凝縮され、その塊が秒速500mで飛んでいくという科学的武器である。
メリットは弾が無くならないということと、連射が簡単に行えることである。
◯説明◯
目的は絞れないが完全なテロ組織。
上半身は私服、
たぶん少人数派の過激派だろう。
世に中には能力が使えないものは多く存在するが、その中でも仕事の能力を持たずにこの世界から除外されてしまう者が多くいる。
?その物達は生まれつきの無能力の所為でこの世の中にはいられない、と思っているのだ。
現在の経済の実力主義、それをを大きく恨んでいる。
《反実力主義》というものでテロ組織は
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