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SAO 〜冷厳なる槍使い〜
SAO編
第二章  曇天の霹靂
7.打ち砕かれる自信
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 その後、すぐにルネリーたち三人が俺を見つけた。
 ほとんど瀕死の俺の状態に驚き、心配し、そのことやラピリアさんたちの死について色々と問い詰められたが、大量のモンスターに襲われたと誤魔化してしまった。

 言えるはずがない。
 俺たちが、人を殺すことを何とも思っていないプレイヤーに目をつけられてしまったなどと。
 この純粋な心を持つ彼女たちに、プレイヤーの悪意が向けられるなんていうことは、絶対に防がなければならない。

 ――彼女たちは、俺が守る……!

 そのためには、より強くならなければ。

 何よりも、誰よりも。強く、強く。

 心配するルネリーたちに応えつつ、俺はそう固く決意した。
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