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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第392話】
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イン、あなたには不測の事態の対処をお願いするわ」
「あぎゃ? 不測の事態ねぇ……」
「えぇ、先日エムが遭遇した謎の機体……情報によるともうイレイズドには居ないらしいし……。 来るとは限らないけど、念のためね。 エムはそのまま専用機持ちの実力把握をお願い、カーマインも、状況判断でよろしく」
「了解した……」
エムは短く返事をすると、カーマインの方へと視線を移す。
一方のカーマインは、不測の事態の対処という事に多少の不満はあれど、文句は言うつもりは無いらしく、頷く。
「あぎゃ、まあ不測の事態が無ければまた紅椿のデータも取れるだろうし……あぎゃ、篠ノ之束も嫌でも俺様を意識するしかねぇだろうしな」
「……カーマイン、あまり篠ノ之博士を刺激する真似は――」
「あぎゃ? どうせお前ら亡国機業も接触するんだろ? 俺達の組織は、篠ノ之束なんざとるに足らない人間だが、俺様としては一応興味があるからな」
そうスコールに言い、カーマインは欠伸をすると――。
「あぎゃぎゃ、とりあえず話が終わったなら、俺様はこれから連絡とらなきゃいけないから失礼するぜ?」
スコールの返事を待たず、カーマインは部屋から出ると直ぐ様携帯で連絡を取る。
通話記録は残るが、組織の力を使えば幾らでも通話記録の削除は可能の為、気にせず通話する――。
「あぎゃ、俺様だが――」
声が高級マンションの通路に響き渡る中、カーマインは気にする事なく連絡先の相手と通話をしながらエレベーターに乗って下に降りていった……。
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