第十二話 D.T.P(デュアルトレーニングパートナー)システム
[4/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
身長の女の子でボーイッシュな印象である
「D.T.P…共同育成パートナーのことですか?」
エレナ「そうなんだよ瑠奈!こいつナハト先輩に申し込むつもりよ!」
瑠奈と呼ばれた少女は結花理と同じような日本風の顔立ちで少し幼い、綺麗な黒髪が特徴である
ティアラ「ねえ!返してよ!あたしジル先輩のパートナーになるんだもん!」
と取り返そうとするが、幼児体型のティアラが高身長のエレナに届くはずはない
そしてエレナがティアラを取り押さえると
エレナ「へへーあたいが教えてやろうか?戦い方」
瑠奈「そうですよ、ナハト先輩はティアちゃんより圧倒的にランクが上ですのよ」
エレナ「そうナハト先輩は+Sランク、お前はドベのEランクじゃん」
ティアラにとっては言い返せない事実であった
ハルシオン学園のアークス学科ではそれぞれの成績によってランクが設定されているのである
因みに
ジルベール +Sランク
キース Sランク
エルシア Aランク
結花理 Sランク
カリーナ +Bランク
ユウリ +Bランク
クルル -Bランク
アルト +Aランク
アテナ +Aランク
リン Bランク
である
ティアラ「むむ…」
しかめっ面をしながらティアラは振りほどこうとする
エレナ「まあ、無理なこったって、ナハト先輩だってアークスの仕事で忙しいしな」
瑠奈「分不相応って言うんですよ、そう言うの」
だが次の瞬間
ティアラは一瞬でエレナの拘束を解き、用紙を奪い取ったのである
エレナ「あ、あれ…?」
ティアラ「べーっだ!」
ティアラは学務の受付へ行ったのだ
ハルシオン学園第一訓練所
そこでは第一学年の射撃試験の会場であった
ティアラはガンスラッシュのガンモードで撃っていた
ティアラ(エレナの馬鹿ッ!!いくらランクが離れてたって…申し込むのはあたしの自由だもん!)
と撃ち続けていたが
「コラッ!!」
ティアラ「(ドゴッ!!)いたっ!!」
突然教官から鉄拳制裁を受けたティアラ
「集中せい!!なんで9mm弾(パラベラム)の反動で手振れが起きんだよ!見てみろ!」
教官が指を指した先は
「全く当たってないじゃないか!!」
ティアラ「あちゃあ…(>_<)」
その的は中央部分の絵柄部分には穴は空いておらず、その周りが穴だらけという酷い結果であった
「お、見てみろルメール、ナハトの射撃試験だ」
ティアラ「え?」
その右隣にジルベールがガ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ