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原作に介入=生 不介入=死 何だ!この世界は!
37話
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験の中から最適な動きが無意識に出る。そこに感情はない。ここまでいいな」

二人は頷くのを見て夕は説明を続ける。

「確かにその動きは最適なものだ…それをジークが使うのに適した形で再現できていればな」
「「?」」

二人とも意味がわからないようだ。

「エレミア化したジークの動きは過去のエレミア逹の中から最適な一人選び、記憶の動きを元にジークの体で再現している。問題はジークが習得していない動きや技でも関係なく出るということだ」
「それのどこの悪いんや?」
「習得している技の場合はジークの経験とエレミアの記憶が合わさって1つの動きとなる。だが完全習得していない技の場合は記憶のみで再現することなる。ジークと記憶のエレミアが全く同じ体格をならいいがその可能性は低い。違う体格の人間が記憶だけで別の人間の技や動きを再現しようとすればそこには必ず無理が生じる。特に性別や身長、腕の長さなんかは再現する上で違っていてはならない点だ。
そうしてできた無理は致命的が隙となる。無理してできた隙だ。そこに強力な攻撃がきても避けることも防ぐこともできずに技は直撃し」
「ユウの勝ちになるのね」
「ああ。使えない技を無理矢理使うことの代償だな」

夕の感じていた違和感の正体は無理な動きをしてできた隙だったのだ

「勝手に動いて無理の生じる技を使って隙を作るようなレアスキルは欠陥品と言っても間違いじゃないだろう」
夕の説明に2人は納得してくれた様だ。

「でも、そんな隙があったなんて気がつかんかったわ」
「動きを見極める訓練をしていればわかるようになる」

夕は簡単に言っているが戦闘中に相手の致命的な隙を見つけるには夕の観の目の様にで全体を見回すことの技術を必要となる(今回行ったことは観の目でいえば中級の技術である)相手の踏み込みや腕の振りなどを見て無理な動きをしていないか、しているなら何処に一番負荷がかかっているのかを見極めないといけないのだ。全体を見る技術は訓練しだいで誰にでもできる技術だが訓練していないと絶対にできない技術でもある。それにエレミア化したジークの全ての動きがジークの習得していない隙のある動きなわけではないのでそれと正面から戦えるだけの近接戦闘のできなければ隙を見つけ出してつくなど不可能である。

「さて、説明は以上だ。そろそろ罰ゲームの話しをさせてもらうぞ」

説明を終えた夕は話しを変える。

「うっ!………やっぱり聞かなあかんの?」
「見逃す気はない」
「ヴィクタぁ」
「だめよ。約束したんだから大人しく夕の言うことを聞きなさい」

罰ゲームに怯えたジークはヴィクターに助けてを求めるがヴィクターは微笑みながら救援を却下する。そのやり取りを気にせず夕は 罰ゲームの内容をいい渡す。

「ジーク、お前は
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