第三話
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「実はな・・・」
俺は、はやてとの出会いを三人に説明した。
「なるほど。そんな事があったんですか。」
説明を聞いたライトフットが納得しながら言う。
「しっかし、はやてにお世話してもらうとか、羨まし過ぎんだろ!」
ロードキングは何か嫉妬の篭った視線をぶつけてきた。
「歩くことが出来ていたと言う事は、彼女がいた時間軸はA'sとStrikersの間の空白期と言う事か。」
そして、レインジャーは何やら冷静に分析している。
「それより、知ってんのならこいつについて詳しく教えてくれないか?」
何も知らない俺そっちのけで嫉妬されたり一人で分析されても困るだけだ。
「済まないな。じゃあ、俺が説明しよう。」
そして、レインジャーがはやてについて説明した。
まず、あいつが居た世界(作品)は『魔法少女リリカルなのは』と言う魔法少女もののシリーズだと言う事。そして、出て来たのは第二作からと言う事。そして、夜天の魔導書や従者であり家族でもあるヴォルケンリッター。あの銀髪の女、リインフォースについて説明された。
「つまり、はやては魔法少女で、銀髪の女ははやての魔導書に宿る妖精って事か?」
「少し違うが、大体そんな感じだな。」
俺の解釈をそう肯定するレインジャー。その時、ロードキングが俺に聞いてきた。
「そう言えば、はやてはお前と会った時、シュベルトクロイツと夜天の魔導書は持っていたのか?」
「へ?そう言えば手ぶらだったな。」
「それはおかしいぞ!シュベルトクロイツはまだしも、夜天の魔導書がはやての手元に無いのは変じゃないのか!?」
「俺に聞かれてもな・・・」
こっちはその手のオカルトは専門外なんだ。
「あの、一ついいですか?」
その時、ライトフットが聞いてきた。
「何だ?」
「その夜天の魔導書・・・と言うより闇の書は持ち主が死ぬと次の持ち主の所へ行くんですよね?」
「ああ。夜天の魔導書に戻ってからは多分失われている機能だが、そうがどうかしたか?」
俺の代わりにレインジャーが答えた。それを聞いたライトフットはこう言う。
「実は、闇の書の在り方が少し神器(セイクリッドギア)に似ていると思いまして。」
神器(セイクリッドギア)。それは“聖書の神”が作ったシステムで不思議な能力を所持者へ与えるものだ。
「おい、ライトフット。まさか夜天の魔導書が神器に変化したとか言うんじゃ無いだろうな?」
「そういう可能性があると言う話ですよ。」
ライトフットが言わんとしている事に対し、ロードキングが睨みつけるが、ライトフットは冷静に答える。
「確かに、世界の修正力を受けたと考えれば、あながち否定する事は出来な
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