暁 〜小説投稿サイト〜
仮想空間の歌う少年
20子守唄ーarmonioso(調和して)
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てる僕達にとって雑魚だ。でもだからって…

「うおおおおおおおおおおお??」

黒の剣士さんが二刀流でズバズバ敵に切り込み。こっちがわに敵が寄ってこない。たまにHPがほとんどない敵が来る程度だ。

「すごいですね…」

ユリエールさんが呆然と呟く。

「あーキリト君のあれはただの病気です。」

とアスナ。

「パパ頑張れ〜!」

そして何故かついてきたユリがキリトにエールを送る。場違いなユイの応援はより一層シュールな空気を出していた。僕は何をしてるかって?僕は…

「スノーお兄ちゃん…怖いよ…」
「クラリス…怖いなら帰ったら?転移結晶あるからさ。」
「大丈夫!…たぶん。」

何故かついてきた第2号クラリスの面倒を見ていた。もうクラリスのSUN値が0に近いんじゃ…そんなこと考える。あ、さすがにキリト疲れてきたかな?

「キリトー?戦闘変わる?」
「もうちょっとだけ…殺らせて?」

…なんか殺らせてが怖い。というか夫婦生活のストレス発散的な感じで暴れ回る姿はもはや鬼神だった。
ちなみにユリエールさんによるとシンカーさんはもう少し先らしい。

「はああああああああああああああ??」

前でズバズバやってる人は気にせず…あれ?これって…

「まるであれだね。イチゴウとニゴウ…その他諸々みたいな?」
「スノー?」
「いや、何でもない。というか関係ない。」

なんか某ボカロ曲のヤンキーな男の子とヤンキーな女の子を思い出したなんて言えない。

「シンカー??」

お、見つけたみたいだね…良かった良かった…と思った矢先
索敵アラートが鳴り響いた。 マズイ。ユリエールさんが横からの敵反応に気づいてない。僕はとっさにダッシュでユリエールさんに近づきシンカーさんのほうに突き飛ばす。さらに索敵が反応した方に防御ソードスキル『エンペラーワルツ』を放つ。相手の死神の鎌による攻撃はバトンのように回る鎌に弾かれる。

「…勝利行く桜乱れ咲き♪」

歌を歌いながらいつもどうりおはこの『チャリオットドライブ』を放つ。

「Fine♪からの繋げて遊んでくるリンパ♪!♪Grave♪」

ソードスキルを強制終了させてさらに重々しくなった『ジャスティスラプソディ』を放つ。6連撃と手数は少ないが威力がある技だ。だが…

「??全然きいてない??うわっ??」
「「「スノー(お兄ちゃん)??」」」

僕はカウンターで鎌を食らう。こっちが与えたダメージは1割弱に対してもらったダメージは7割。残りHPが3割になっていた。

「こいつやばい。俺の索敵スキルが完全に反応しない90層クラスの敵だ…!」

キリトがそう呟く。

「キリト!アスナ!ユイとクラリスを頼む??」
「でもそれじゃあスノー
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