コードギアスR2
0651話
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ど、アクセルはどうするの?」
そんな中、レモンがそう尋ねてくると、他の者達も気になるのだろう。視線がこちらへと集まるのが分かる。
「残念だが、今回は俺がこの光明で留守番だ。メギロートやシャドウがあるから万が一って事は無いと思うが、それでもやっぱり何かあった時の為に誰かがいた方がいいだろうしな」
「アクセルの……と言うか、ニーズヘッグ程の戦力をここに置いとくってのは勿体なくないか?」
ムウのその言葉に、同意見なのか頷いている者も多い。
まぁ、言いたい事は分かるが……
「今回必要なのは基本的に広範囲に展開する能力だからな。もちろんメギロートを使えばニーズヘッグでも問題無いが……いざという時の為を考えると、やっぱりニーズヘッグを予備戦力として残しておきたいってのも事実だ」
黒の騎士団は間接的にとはいってもこちらと手を結んだが、ブリタニアにはまだシュナイゼルがいる。……ダモクレスから脱出していたのは予想していたが、さすがにTVに出て来て自分の健在振りをアピールするとは思わなかった。こっちが暗殺とかの手段に出るとかは思ってないんだろうか?
「兄上か」
俺の不安を感じ取ったのだろう。コーネリアが呟く。
「ああ。あのシュナイゼルだ。どういう手段を使うか分からないからな。フレイヤに関してはもう残っていないと思うが、万が一にでも光明にフレイヤを使われたりしたら洒落にならない」
恐らくは無い。だが、その恐らくという部分を実現させるのがシュナイゼルなのだ。故に、ニーズヘッグはギアス世界での俺達の拠点となるこの光明で待機となる。
ダモクレスの時もフレイヤの使用はあり得ないと判断したのにあの結果だったのを考えると、まだ何を隠しているのやら。
その辺の事を説明すると、フレイヤという実物を見ているだけに納得して貰える。
「さて、じゃあそれぞれの派遣場所が決まったところで出撃準備を進めてくれ。特にエリア11は黒の騎士団と協力する共同作戦だから、向こうに足並みを揃えるように。戦力としては3つの中で一番高いだろうが、ゼロが妙な事を考えないとも限らないから油断しないようにな」
「……そこまでゼロを警戒する必要があるのか? アクセルが要求したという扇とかいう副司令もきちんと処断したと連絡が来ているし、問題は無いと思うけど」
ムウの言葉に、イザークが頷く。
にしても、この2人は何だかんだあっていいコンビだよな。よく2人一緒に行動いているし。
それはともかくとして、ムウが言っているように黒の騎士団から扇を処分したという連絡は既に来ている。調べてみたところ、ブラックリベリオンよりも前からブリタニアの軍人、しかも純血派の女と関わり合いがあった証拠が出て来たらしい。
実際、同棲していたのを考えれば当然な
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