暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
コードギアスR2
0651話
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ウならASRSが装備されているしな。
 それと、忘れてはいけないのがブリタニア。連合軍との大戦でかなりの損害を与えたしダモクレスも破壊したが、だからといって放っておくのは色々な意味で危険だ。こちらもシャドウを数機派遣してブリタニア国内の軍事基地に対して攻撃するというのはありかもしれないな。
 このギアス世界で安心出来るのは、陽光と中華連邦時代から俺達に協力してきたインド軍区といったところか。ただ、そのインド軍区にしても幾つもの派閥が入り乱れていて完全に安心出来るというわけでもないのだが。例えば俺達に協力している派閥。ここは結果的に俺達の力を借りるという事に成功した為、現在の主流と言ってもいいだろう。そして中華連邦に協力していた派閥。こっちは現在落ち目ではあるが、それでも無くなった訳ではなく一定の勢力は保っている。この辺、俺としても不思議だが。まぁ、恐らくインド軍区内での伝統とか取り決めとかがあるんだろう。
 あぁ、それと黒の騎士団に協力している派閥もあるな。この派閥がラクシャータを送り込んでいる。他にもEUやブリタニアに協力している派閥もあるが、こっちも最近は落ち目と言ってもいいだろう。

「戦力を派遣する先としては、中華連邦、エリア11、EU、ブリタニアの順番に強くなっていく訳よね?」

 マリューの確認するような問い掛けに頷く。エリア11は所詮ブリタニアの植民地に過ぎない以上、その順番でいいだろう。

「となると、シロガネはブリタニアに行った方がいいかしら?」
「そう、だな。この中で最も高い戦力を持っているブリタニアだ。俺達の旗艦でもあるシロガネはブリタニアに向かった方がいいだろう。それとブリタニアということで、コーネリア、頼めるか? ここでお前に頼むのはちょっと残酷かもしれないが」
「いや、問題無い。今の私はシャドウミラーのコーネリアなのだからな」
「アクセル、姫様が行くのなら私も……」

 コーネリアの言葉を聞き、そう口を開いたギルフォード。だが、俺は首を横に振る。

「悪いが今回は別行動だ。ヴァルシオン改は特機だけに目立ちすぎるからな。ギルフォード、ムラタ、エキドナの特機組は全員エリア11行きだ」

 その言葉にギルフォードが不承不承頷き、ムラタとエキドナは問題無いと頷く。

「それと、スレイとオウカもエリア11組だ。ムウとイザークはEU、レモンは中華連邦内でまだ頑張っている残党達の鎮圧。これは陽光からも部隊を出す……というか、陽光がメインになる筈だから、レモンだけだな。それと、グラストンナイツはコーネリアと共にブリタニアを頼む」

 それぞれが俺の言葉に頷く。特にグラストンナイツはこれまで陽光の防衛が主な任務だった為か、かなり意気込んでいるように見えた。

「それで、部隊を分けるというのは分かったけ
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