変化と不変の入り乱れ
東方変形葉14話「れっつごー冥界」
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ディルージョン」
弾幕を展開した。それに加えて、なにか白い物体が近づいてくる。すると・・・
「っ!?なんだこれ!?」
白い物体は小さな花火・・・もとい弾幕の花を咲かし、また閉じた。そしてまたこっちに追ってくる。なるほど、なかなかおもしろいな。
神変「建御雷命のお怒り」
細かい光線で幽々子を包囲して、高密度弾幕を撃つ。しかし、あの白いやつは撃ち落とせないから鬱陶しい。気をつけないと喰らってしまう。
「やるわね。これで行けると思ったのだけど。仕方ないわ、ラストスペルよ!!」
「西行寺無余涅槃」
恐ろしいほどの弾幕が飛んでくる。それに加え、光線が光線を打ち消し、困った戦況になった。高密度弾幕といっても、光線が包囲しているからそう見えるだけ。つまり錯覚だ。よって、この弾幕は軽々とよけられる。なら、あれをやろう。
「イリュージョンフルーツ〜千変万化〜」
弾幕が展開される、そして弾は細い光線に変化し、ホーミング弾になって飛んでいく。どの弾が変化するかはわからない。俺の気分で作動するからね!!
「!!しまった、油断したわ。」
これはうっかりすると逃げられなくなる弾幕でもある。そしてそうなったらもう終わりだ。幽々子の機数がなくなる音が響いた。
「ゆだんしちゃった。てへ。」
可愛らしく言った。
「そんなかわいらしく言われても・・・」
「じゃあ俺はこの辺で。」
「ええ、さようなら。」
「またいらっしゃい。」
「ねえ、妖夢。」
私は戦闘中に思ったことを妖夢に打ち明ける。
「なんですか?」
「あの子、少しおかしいわ。」
「はあ・・・といいますと?」
「あの子には、地上に住むものなら必ずあるはずの“穢れ”がないのよ。なにひとつ、ね。」
「・・・!?ということは、あの人はもうとっくに死んでいるのですか?」
「いいえ、あの子は紛れもなく生きているわ。亡霊でなければ月人でもない。あの子はなぜ穢れがないのか、私にはわからないわ・・・」
紫ならわかるのかしら。
―博麗神社―
「あら、何か用?」
「ああ。明日“あるところ”へ行く詳細を教えてほしいんだけど。」
神社の境内で掃除をしていた霊夢に話をかけた。
「しかたないわね、面倒だけど教えてあげる。」
そのころ、裕海の家では。
「あの果物が気になったから家に忍び込んでやろう。お、あんなところにクッキーが置いてある。ふふふ。」
普通の魔法使い、魔理沙は謎の果物が気になって裕海の家に忍び込もうとした。しかし、思わぬ誤算があった。
「とう!!・・・あれ?」
見事窓から侵入成功!!・・・とおもいきや、そこはさっきまでいた場所だった。目の前に裕海の家がある。
「ちっあいつめ、大魔法使いがやるような仕掛けをかけやがって
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ